2008-01-01から1年間の記事一覧
山梨先生のお祝いのパーティの帰りに、京都駅の東側の線路の上に位置するラーメンや第一旭に寄って、ラーメンを食べました。久しぶりに食べましたが、懐かしい醤油味で、おいしかった。麺が柔らかめと感じましたが、他のお客さんが注文しているのを見たらか…
京大の山梨正明先生の還暦記念パーティに参加しました。山梨先生には『認知文法論』をはじめ、教科書『日本語要説』の執筆など、本当にお世話になっています。『認知言語学論考』も。京都在住の認知言語学会の関係者などで、120名にも登る大勢の参加者で、山…
仕事の目論見をあやまってしまって、これは編集長の責任である、はじめの社中泊をしてしまった。私が夜明けまで会社にいるのは、たぶん、はじめてであろう。若い娘スタッフが、目録誌「未発」の索引の逆引きをするのに、朝まで残ろうというのに、編集長が先…
新文化という出版業界紙の1面の対談で、石塚昭氏と永江朗氏が対談していて、見出しに「"文化"という甘えた発想はダメ」といっている。では、非文化であれば、甘えていない発想なのだろうか。ベストセラーが売れることを祈れば、現実的な発想なのだろうかと…
電子時代に「紙の原稿」、「打ち出された原稿」、「書かれた原稿」はどういうものであるのか、ということがあって、文字化けしている原稿というのは、何なのでしょうか。文字化けしている遺書、文字化けしている伝言、文字化けしているラブレター、文字化け…
出版社の仕事は、文字の原稿を割付するところからはじまるのだろう本文はプロポーショナルフォントではなくて等幅がいい。特に、MS P明朝はやめてほしい。字数を簡単に数えられないし、詰まりすぎは割付がとてもしにくくて困るメディアとことば研究会の懇親…
以前に移転したとお伝えした元人世横丁の萬家を再発見しました。 「画廊萬家、移転していました」http://d.hatena.ne.jp/myougadani/20080814社会言語科学会と認知言語学会で名古屋出張して土日仕事をしたとのことで、その振替休日とはならず、振替、午後休…
土曜日、BCの後、飯田橋の芳進堂によって、本屋さんで少し本を探してから、(私には、飯田橋の芳進堂は書店としては、少し物足りない。『 モダンのクールダウン (片隅の啓蒙) 』を探してなかった一軒目だったのはここです。)飯田橋のラーメン高はしに行った…
ブックファーストルミネ新宿2店に行った。新宿南口近辺での待ち合わせのため。ルミネは駅の改札前のフロアーから、ルミネのたてものに入るところがなかなかやっかいで、どういう店が入っているのかも入り口からは分からない。また、改札前はすごい混雑で、入…
游明朝体といっしょに使えるゴシックだとこと。游明朝体は、時代小説にも合う書体と言うこと、たしかに少しストイックで出しゃばらない落ち着いてはいるが、身は軽い感じの素敵な書体である。この書体は向井裕一さんのおすすめの書体。ひつじ書房では、游明…
コピーエディターのバイブル、ブッチャーの10章の復習に突入しました。ブッチャーの正式名称は、Butcher's Copy-editing: The Cambridge Handbook for Editors, Copy-editors and Proofreadersで、なかなか良くできている本で、2年間、読書会を続けているこ…
ことばに関する本ということで、どんな本が面白いですか、と言われたときにいつも真っ先にあげる本は、『トルコのもう一つの顔』だ。内容は、言語学の話しではない。言語学徒の話である。 トルコ語に引かれた著者は、トルコの片田舎のことばに興味を持って、…
フェリス女学院大学図書館の挑戦という内容の本を3月までに刊行します。これまで、大学図書館の役割は、研究を支援する情報検索ということが中心に考えられてきたと思います。それこそが、必至な役割であると。研究を支援するということでは、教えている立…
今、読んでいる本について触れます。稲葉振一郎氏の『「公共性」論』を読んでいます。稲葉さんの本は、『ナウシカ解読―ユートピアの臨界』から、何冊かを読んでいる。8月15日に、紀伊國屋書店新宿南口店で買った。触れますと言いましたが、内容の紹介ではな…
本にする最終局面になって印刷の直前にきちんと印刷できる状態かを確認するために、多くの場合、青焼きというものを確認することになっていました。もちろん、今でも青焼きを取る場合も少なくありません。印刷する刷版を作るのにフィルムが必要であり、その…
出版点数が増えることが、出版不況というようないい方がある。たとえば、次のような文章。http://book.asahi.com/clip/TKY200802140224.html 出版再生、カギは? ヨーロッパの取り組み asahi.com 出版業界に危機感が高まっている。書店は次々と姿を消し、草…
洋販の沈没にともなって、青山ブックセンターがブックオフに買収されるということがあって、そのことが、出版の危機であるというような言い方があるので、それは商売の基礎がなっていないからであって、出版システムが滅びるとかそういう話しではないのでは…
池袋人世横丁の画廊萬家、人世横丁がなくなるのにともなって、閉店していました。おいしくて安くて、気さくなお店でした。あった場所は、早くも更地に。残念。どこかで、再開されたら、教えてほしいものです。 また一つ、昭和の光が消えようとしている。戦後…
出版業界の業界紙「新文化」によると洋販は、倒産の原因は物流トラブルによる資金繰り悪化と説明したとのことである。 洋販が自己破産へ―負債約65億円/物流トラブルで資金繰り悪化/洋販BSは民事再生へ/「流通代替は?」書店困惑/「書店事業は好転」軒野…
草風館社長の内川千裕さんが、お亡くなりになりました。冥福を祈ります。言語学会で、内川さんにお目にかかってお話しをしたことがあります。アイヌ語に関わる言語の本も出していて、その時に学会にいらっしゃっていた。内川千裕さんは、『人間雑誌』という…
出版学会主催の研究会に参加した。昭和図書の大竹さんの講演であった。昭和図書は、小学館を支える会社の一つであるが、そこが今度、RFタグを用いて、買い取りと委託の2つの条件を併存させたかたちでの配送を行うという。これまでは、ひとつの商品について…
第2段洋販の倒産で検索すると、ブックオフが支援するということが、出版業界の崩壊であるかのように語っているページが多いように見えるのだけれども、そのことはどうでもよいような気がする。きちんと商売していなかったということにつきるのではないだろ…
2008/07/31 22:00【共同通信】によると洋販、倒産とのこと。賀川さんを追い出して、投資会社主体になってしまった結果がこの倒産なのだろうか。賀川さんを追い出してしまった後、出版についての専門家もいない状態で、単に投資を回収するという投資会社的な…
4月に入った新人が第三段階に入った。書籍の出荷などの商品として本を扱うことをした上で、初歩の校正をして、本を作るプロセスの一端にを担い、そしてやっと、第三段階である、本を作るベーシックな部分、本文をどうやって作っていくかを知ってもらい、実際…
HMのパソコンが起動しなくなって、かろうじて起動しなくなるまえに救出したと思っていたデータが、結局アイコンだけで、全然開けないという状況になった。昔はNortonに助けられたのだが、ネットで調べるとDiskwarriorが機能がよいと書いてあった。アマゾンで…
広報とプロモーションについて考えている。私が、JJT大学で出版に「広報」について話すので、そのためのスライドを作っている途中でどう教えようと疑問に思ったのが発端でありました。また、「自分を編集する」という課題を与えているので、自分をプロモーシ…
円丈にはまりつつある。新作落語が、落語的なもののなかで、どのような位置づけになるのかということがわからず、応用編のような気がしていた。やはり、ベーシックなところを習得してからではなければ、次に進んじゃいけないよねえ、ということで円丈という…
朝日新聞によると「「返品自由」か「責任販売」か 小学館、書店に選択肢」にするという。その背景には、「RFタグ」を用いて、どちらを選択したのかを確認できるようにするという技術革新があったとのこと。http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200…
7月にはいって、たまりにたまっていた編集作業もひとつ山を抜けた。まだまだですが、ひとつの山は越えました。ひつじでは、2010年に20周年を迎えるためにいくつか記念の企画を立てているところである。秋には公開できる予定であるが、大きなものを考えている…
2008年7月4日読売新聞によると日本語教師が求められているにもかかわらず、待遇面などの問題で日本語教師になりたいと思う人が少ないことが問題であると指摘されている。 国内外で日本語を学ぼうとする外国人が増える中、やる気のある日本語教師が数多く求め…