2008-01-01から1年間の記事一覧

言論 国会会議録が救いである!

『市民の日本語』の著者の加藤哲夫さんから、年末のメールが届いた。 12月25日は、田母神論文についても触れました。公権力の行使の地位にあるもの が、言論の自由を標榜して、公的に積み重ねてきた政府の見解や外国との信頼関 係をぶち壊して懲戒免職になら…

グーグルデスクトップとword2007

先生方の原稿が、docxであることがあるようになったので、windowsのvistaマシンを購入することにした。データを開くときなどに必要だから。しかし、21世紀の現在どうしてこのようなファシズムが成立しているのだろう。wordを立ち上げるとライセンスを承諾す…

社員募集 編集プラス出版業務

社員募集 編集プラス出版業務書籍の編集者の募集をします。一般書ではなくて、学術書です。ひつじ書房は、前期の決算で、増収増益となりました。学術出版の困難な中での健闘と言っていいと思います。おかげさまで、刊行する点数も増えていますし、言語をコア…

2008年忘年会、大塚、大提灯にて

20日のブログに書いたように、2008年忘年会を、大塚、大提灯にて行いました。お店も、私的には気に入って、たびたび行ってしまいそうな気分です。去年と違って、外注先の方はお呼びしませんでしたが、今年は、何と言っても、大勢でわいわいやれたのがよかっ…

カビの裏側から現れてくるものは

昨晩は、ひつじ書房の忘年会で大塚の居酒屋大提灯へ。はじめて飲み会につかいましたが、居酒屋らしい居酒屋で、私的にはたいへん気に入りました。座敷で、大テーブル(?)がどんどんと並んで一部屋に12名。話せば、すみとすみも話せる大きさ。和める居酒屋…

私にとっての最強☆彼女 あなたは、○ツの穴が小さい

私が頭が上がらないのが、久美子専務である。久美子専務のパワーは強い。私が何か言うと100倍くらいになって返ってくる。何かさらに反論を言おうものなら、恐ろしいことになるというわけだ。だから、できるだけ逆らわないように常日頃心がけている。というよ…

21世紀日本文学ガイドブック

三田村雅子先生より、ご著書をいただきました。『記憶の中の源氏物語』。拝読いたします。 現在、ひつじ書房では、21世紀日本文学ガイドブック(仮)という10巻本のシリーズの企画を進行させています。三田村先生は、その監修者のお一人です。現在、第一期10…

「英語青年」が、休刊 2

昨日の「「英語青年」が、休刊」につづいて。今の時代、出版という商売をやる上でもっとも重要なのはその出版社なり、作り手なり、編集者なりの存在を分かりやすく伝えていって、シンパシーを持ってもらうということだろう。そう考えると「英語青年」は研究…

「英語青年」が、休刊

「英語青年」が、休刊するということ。web版で情報を出し続けるとのことではあるが、印刷媒体としては消えてしまうということなので、休刊と言っていいだろう。英語・英文学業界の中で、英語青年という媒体が、必要が無くて、その結果としての退場なのか、そ…

『目指せ、日本語教師力アップ! -OPIでいきいき授業』刊行のお祝い

10月に刊行しました『目指せ、日本語教師力アップ! -OPIでいきいき授業』の刊行のお祝いをしました。嶋田先生にお目にかかるせっかくの機会なので、現在、日本語教育に関係する書籍を複数担当しているBTといっしょにイーストウエスト日本語学校にお邪魔し、…

何のためにココにいるのか 第59話 想像する

第59話 想像する イマジナーレ より (バンビーノ!6 せきやてつじ 小学館) アパレルメーカーを経営するビットリオ会長の野上に、ロボットみたいな仕事だから、給仕を代えてくれと言われて、外されたバンビーノ(主人公)は、給仕長の与那嶺に見送らないの…

毎年恒例、大学生協書籍部の忘年会

本当に毎年恒例、大学生協書籍部の忘年会に、ひつじ書房は総勢4名で、参加してきました。メンツはちょっと固定気味の感じが少々あり、何かを融合させる、生み出すというパワーが落ちているのかな、と少し。ひつじのミッションは営業・カスタマーサービスを…

2009年前半には60冊近い本を刊行する予定

ひつじ書房では、年賀状代わりにひつじ新聞というのを発行している。葉書サイズの年賀状では、知らせたいことが入りきらないからだ。今年も昨年に続いてB5サイズで8ページもある。まあ、去年と雰囲気をかえるために、横組みでオールカラーとした。かなり雰囲…

茗荷谷あるいは千石 忍ばず通り ラーメン蔦屋

茗荷谷エリアで、一番人気のあるラーメン屋であると確信を持って言えるのが、ここ蔦屋だ。多くの人は賛同してくれるだろう。そして、その人たちは言うだろう。「おいしいのだけれど」と。全く賛成だ。3回行って1回やっているかどうかという不定期営業なの…

火星の井戸掘りのメンテナンス

ひつじ書房では、火星の井戸掘りという名前の、学術的情報の検索およびキーサイトの紹介のページがありこれは、1998年から、やっております。http://fleamarket.shohyo.co.jp/mars/ 正式公開前には、ACADEMIC RESOURCE GUIDEを開始する前の岡本真氏も手伝っ…

播磨坂 タンタローバの夜

今週の土曜日は、ペスカトーレを作るんだと意気込んでいたのですが、妻が、予定外に早く帰宅するということで、断念。妻のために作って差し上げるというのが、正しい道ではあるのですが、そうなるといろいろと横から苦情がとんでくるのは、目に見えているの…

GET SET GOのファンとなる ネット時代にファンなる困難さ

ネット時代には、ファンになる困難さがある。昔はレコードをレコード店で買うだけで、ファンになれたのに。買ってきて、そのジャケットをあけて、ライナーノーツを読み、レコードをレコード盤において、レコード針を丁寧に溝におろす。丁寧にやらないと、買…

立石で降りる 宇ち多”(うちだ)

立石の宇ち多”に行きたいと前から思っていて、ようやく念願が叶った。ひつじ書房の倉庫が浅草にありまして、そこの倉庫に返品を運んで、仕分けし、印刷所から、新刊の残りを受け入れる作業をしてから、移動しました。私ともう二人は、あとから立石駅で合流。…

受益者負担

受益者負担を考える。 ノンフィクションとか文芸書とか。美術書、ビジネス書。専門的職業のための教科書。ノウハウ本。料理の本。

学術基本法

学術基本法

出版界の未来は明るい、車業界に比べれば

今日の朝日新聞にNAVI初代編集長大川悠氏のコメントもあったが、文明的に車の時代は去りつつあるのではないか、とさえいるように思う。自動車というものが、20世紀のものであったのかもしれない。出版は、もう少し長いスパンのものだといえるだろうか。車と…

書店寄港 うつのみや本店と百万石花園屋のふくさと高野商店の駅弁

金沢に行きました。雨が降る金沢は結構寒かった。さて、書店は、うつのみや本店に行ってきました。土地勘のない中、バスを広坂で降りて、(番地が広坂1-1-30だったので)、探しましたが、街の地図を見ると香林坊の方がよかったらしい。街を散策できたのはよ…

香林坊にて 大関といたる、さわの

言語学会ということで金沢入りしています。金曜日は大関といたる、土曜日はさわのに突撃しました。香箱がにをいただきました。さわののカニづくしには満腹、満足しました。大関はおでん。カニはさわのがおいしかった。うつのみや書店、リファーレのリブロに…

上海チキン小閣楼でワインを飲む

わが貧乏零細会社も決算書がやっと出来まして、おかげさまで黒字となりました。ありがとうございます。ということで、専務と私で大塚の上海チキンへ。行く前にワインは置いていないだろうねーと専務が言い、持って行っちゃおうかと相談しましたが、いきなり…

イラスト付きのガイドブックを探して

現在、日本で生活する外国人のためのガイドブックを作ろうと調査中で、そのためのイラスト付きのガイドブック的な本を探しているところ。その中で、なかなかよく編集されていると思った2冊。コミュニケーションは常に重要なことであるとともに、説教くさく…

short titleとは

文献への参照の仕方でauthor date systemとshort titleというのがあります。author dateは分かります。chomsy(1960)のようなやり方です。short titleシステムとは何なのでしょう。一応、縮約したタイトルということになるのでしょうか。岩波古典体系みたいな…

著者募集 日本語教科書企画案 子育て日本語

ある方と話しをしていて、日本語教師というものは存在するのか、という話しになった。どういうことかというとその方はこうおっしゃる。「日本語学校の教師と大学の日本語教育学の研究者はいる。しかし、日本語教師というものがほんとうに存在しているのか?…

編集者 募集・求人 ひつじ書房

書籍の編集者の募集をします。一般書ではなくて、学術書です。 最初は、アルバイトとして半年ほど働いてもらい、それから社員として登用します。アルバイトの半年間は、どの業界でもそうだと思いますが、その業界で生きていける人かどうか、雇う側では不安な…

いま、図書館に求められるもの 予告編

ひつじ書房で2009年の3月に刊行予定の『いま、図書館に求められるもの―フェリス女学院大学の挑戦1』の予告編です。枕草子、源氏物語研究で第一人者でありフェリス女学院大学附属図書館長でもある三田村雅子先生のインタビューからの一節を予告編としてお届…

新ぐつぐつ

私がはじめて聞いた円丈の落語は、「新ぐつぐつ」、こんな落語があるのかと驚いた。人情話でシュールで、おでんの具たちがかわいい、メルヘン調の落語。不思議な世界です。 それと末広亭で聞いた『遙かなるたぬきうどん』。『神の雫』はこの落語をぱくったの…