2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

明治後期の取次販売契約書

もう直ぐひつじ書房より刊行する『国定教科書はいかに売られたか』の宣伝。このような貴重なものが残っていたのです。明治後期の取次販売契約書http://www.hituzi.co.jp/staff/staff-nisshi.html#Part10

Books in the digital ageは私のために書かれた本

本を注文しても、なんでその本を注文したのか、どういうきっかけで注文しようと思ったのか、まったく思い出せないということがある。頼んだ記憶はあるのだが、何を見て、何を考えたのかをまったく思い出せない。老年の域に入っていることをこのところを常に…

学問、研究に対する軽視 国際交流政策懇談会最終報告書

国際交流政策懇談会最終報告書 我が国がグローバル化時代をたくましく生き抜くことを目指して−国際社会をリードする人材の育成−:文部科学省 - http://bit.ly/dGSaGg 私は、以下の文面にたいへん危惧を感じる。そもそも、グローバル化といういい方に無責任さ…

地震を鎮める鯰絵

地震を鎮める鯰絵

歴史を記憶することの可能性

いただいた立教大学の石川巧先生の原稿の序文を読んで、考えさせられた。 高度経済成長期、戦前の記憶を捨て去ったという。そのことばで今回の地震のことを思った。どんどんと記憶を捨てていく、記憶を掘り返した研究者の言説については徹底的に無視してしま…

中間的なメディアの場所

『ことばの裏に隠れているもの 子どもがメタファー・アイロニーに目覚めるとき』を国語教育の雑誌の編集部に献本した。 その雑誌は休刊しているということで連絡をわざわざ下さった。 思うのは中間的なメディアの場所が空白になってきているということだ。 …

反省 足腰がきちんとしていたか

出版界の先輩にお会いした。世情よりも企画内容とおっしゃった。たいへん、反省させられた。自分の足腰がきちんとしていたか、ということ。問い直さなければ、自分のこととして。

日本では芸術教育は議論されないのか?

言語学、心理学、芸術教育。 http://www.amazon.com/Studio-Thinking-Benefits-Visual-Education/dp/0807748188Studio Thinking: The Real Benefits of Visual Arts Education [Paperback] Lois Hetland (Author), Ellen Winner (Author), Shirley Veenema (…

We made our selected booklist in excel format

We made our selected booklist in excel format and jpg files of book covers for bookstore and foreign customer in English. The bookstore can take this file in your database. The files are over 10 MB. I can send the file by DVD-ROM by airmai…

『「大学生」になるための日本語』イベント第2弾 in大阪!

出版社というのは、全ての書籍が1冊1冊大事です。 大事であるとともに1冊1冊、位置づけが違うと言うこともあります。 内容について申し上げれば、実験的で新しい取り組みのものを刊行するということは、新しい研究を支援するということになりますし、新…

ことばとことばをつなぐ力を信じる

先週、今週と出版社の先輩方にお会いしている。今週からは同世代あるいは若い世代の人にも会うことにしている。いろいろな立場での、現状の観察、分析をお聞きしたいということでお会いしている。 お会いしたわけですので、皆さん、無事であったわけであり、…

学術書の英語翻訳のお誘い

学術書の英語翻訳のお誘い 2011年度から、ひつじ書房は、ご自身の著書を翻訳して、英文で出版することを提案します。 日本の学術活動は、国際的に遜色があるわけではないけれども、なかなか日本国外ではその研究が知られないということがあります。いわゆる…