学問、研究に対する軽視 国際交流政策懇談会最終報告書

国際交流政策懇談会最終報告書 我が国がグローバル化時代をたくましく生き抜くことを目指して−国際社会をリードする人材の育成−:文部科学省 - http://bit.ly/dGSaGg


私は、以下の文面にたいへん危惧を感じる。そもそも、グローバル化といういい方に無責任さを感じてしまうのだが...

言語学者、言語教育学者、国語教育学者は参加しているのだろうか。



(語学力の向上)

内向き志向の要因の一つとして、語学力不足の問題が挙げられているが、今や国際社
会の共通語となっている英語については、母国語である日本語に加え、少なくとも意思疎
通ができるレベルに習得させなければならない。ASEAN諸国、中国、韓国いずれも英
語教育には力を注いでおり、その成果はめざましい。
現在、我が国も、英語をはじめとする外国語教育の充実に向けて、学習指導要領を改
訂したところであり、平成23年度からは、小学校の第5・6学年で新たに「外国語活動」が
導入され、「聞く」「話す」を中心とした活動によりコミュニケーション能力の素地を養うこと
となっている。
しかし、語学力の習得のためには、より早期の段階から外国語に触れることが脳の発
達という観点からも重要であり、例えば、幼児向けの外国語のテレビ番組やアニメの英語
版の放送等によって子どもたちが身近に外国語を楽しめる環境を提供することが効果的


言語学者、言語教育学者、国語教育学者は参加していない。そのこと自体が、学問、研究に対する軽視を表していることが、わからないのだろうか?