2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『「女ことば」はつくられる』が、山川菊栄賞受賞

『「女ことば」はつくられる』が、山川菊栄賞受賞しました。和やかな会で、中村桃子先生の講演も面白く、楽しい会でした。桃子先生の講演は、文字化されて『社会主義』に掲載されるとのことです。今どき、社会主義?っていう感想が、正直なところですが、山…

小林克人さんのVol.9 あなた自身が「誰でもメディア」の勝者になるに

新文化の佐々木俊尚さんのインタビュー「紙の本の復権は幻想にすぎない」と日経ビジネスオンラインの小林克人さんのVol.9 あなた自身が「誰でもメディア」の勝者になるには?(後編)」の両方を読むと、出版会の問題が分かるだろう。佐々木さんの文章と小林…

emダーシの横幅は、mの幅であるという伝説

enダーシの横幅は、nの幅であり、emダーシの横幅は、mの幅であるということがいわれるが、実際はそうではない。もし、そうなら、emダーシの横幅は、書体によって違っているはずだが、今はそうではない。20級の文字の場合、20級分の横幅を持っている。これを…

『ポスト・デモクラシー』格差拡大の政策を生む政治構造の読者会をし

『ポスト・デモクラシー格差拡大の政策を生む政治構造』(青灯社)の読者会をしたいと思うのだがどうだろうか。20世紀、労働者、女性、子どもたちの権利は拡大してきたはずであった。ところが、ソビエトの崩壊や日本経済の成功ととともに、公的サービスの非…

オンライン書店のスピードの実感

小橋さんのコラムで次のように書かれている。最大手オンライン書店の意外な一日 それまで洋書といえば、丸善で必死で探し、取り寄せとなると何週間もかかった。そんなぼくにとって、Amazon.comは便利だった。画期的だった。アメリカから届くAmazonの箱が楽し…

川上未映子のありたっけの愛をカラオケ登録のリクエストをする

芥川賞候補の川上未映子の曲がカラオケに入っていない。そこで、川上未映子の「ありたっけの愛」をカラオケ登録のリクエストをしました。他にも登録してほしい曲はあるが、まずこれから。無愛想なページであるが、がまんしよう。登録したか、個別に連絡しま…

草思社の倒産における謎

草思社についてです。 齋藤孝『声に出して読みたい日本語』などのベストセラーを出し続けてきた草思社が、倒産したということ。どこかが助けて、再建ということの可能性はないわけではないのであるが、どうだろうか。草思社というブランドが、ジャンルやテー…

日本語学会、日本語教育学会は美術史学会を見習おう

日本語学会、日本語教育学会は美術史学会を見習おう。2007年の5月に独立行政法人の運営に対して要望書を出しているんですね。http://wwwsoc.nii.ac.jp/jahs2/c-iinkai.htm?blog_id=1038097 独立行政法人国立美術館への西洋美術・情報メディアセンターの設置…

リサーチライブラリーの専門誌、choice

英語の学術書を世界に売りだそう、と思っている。北米の大学ではどのように学術書を購入しているのかということをお聞きしたいと思って、昨日、名古屋でアメリカの大学図書館で司書をしている方と会った。今まで知らないたいせつなことを聞くことができた。…

人間の記憶と芥川賞候補川上未映子

昨年から、私は、川上未映子にはまっております。(【出版】恐るべき文の力、川上未映子と投げ銭、参照)「乳と卵」から、なので日は浅いけれども、CDを池袋に探しに行き(普通なら、amazonで買ってしまうのに)、ないのでアマゾンで買い、これがロングテー…

google万能主義でええんか?

『Googleとの闘い』という本があって、google万歳の世の中で、どういうスタンスの本だろうと思って、あまり期待しないで買って来たが、中身はとても良い本であった。ひとことでいうと「まっとうな本」や。googleの検索機能や世の中に果たしとるプラスの働き…

あけましておめでとうございます。

大晦日、伝通院に除夜の鐘をつきに行きました。紅白11時切り上げて向かったのですが、除夜の鐘ギリギリの102番。なかなか番が回ってこない。大黒天に行ってならんだけれども、大黒天さん、でてこない。ここの大黒天は立派で、数年前までは舞を舞いながら、小…