日本では芸術教育は議論されないのか?

言語学、心理学、芸術教育。



http://www.amazon.com/Studio-Thinking-Benefits-Visual-Education/dp/0807748188

Studio Thinking: The Real Benefits of Visual Arts Education [Paperback]
Lois Hetland (Author), Ellen Winner (Author), Shirley Veenema (Author), Kimberly M. Sheridan (Author), David N. Perkins(Foreword)



Studio Thinkingの主要著者はエレン・ウィナー(Ellen Winner)で、ひつじ書房から翻訳がでたのです。

『ことばの裏に隠れているもの 子どもがメタファー・アイロニーに目覚めるとき』
http://www.hituzi.co.jp/hituzibooks/ISBN978-4-89476-537-5.htm

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愕然とした。芸術教育も美術教育もwikipediaにはない。英語では次の通り。日本では芸術教育という議論がそもそもないのか?ないのなら、一生懸命、芸術教育で検索してこのページに来てもらおうとしても、まったく意味がないと言うことになる。

http://en.wikipedia.org/wiki/Art_education


日本では、Art educationということばを美術教育と訳すようだ。美術教育学会は存在している。

日本語の訳語のためであるが、術語としては芸術教育ということばの下位に、言語芸術教育(文学教育)、美術教育(英語で言えばvisual arts)、音楽教育という関係になるところであるが、総合的な位置にある組織というか存在はないのだろうか?

そういう横断的な組織、学問領域があれば、芸術におけるメタファーというテーマを設定することができるのだけれども。


次のサイトが面白い。
http://gasho.jp/
ガショウさんの美術教育、「教えないように、教える」美術教育の実践