コピーエディターのバイブル、ブッチャーの10章の復習に突入しました

myougadani2008-09-05

コピーエディターのバイブル、ブッチャーの10章の復習に突入しました。

ブッチャーの正式名称は、Butcher's Copy-editing: The Cambridge Handbook for Editors, Copy-editors and Proofreadersで、なかなか良くできている本で、2年間、読書会を続けていることは以前にも書いたことがあります。

もともと、10章がBibliographical referencesで、書誌の扱い方が書かれている章であり、10章からはじめたということがあります。

10章の後でこの本の始めから順にやっていっていたのですが、新人が入って書誌的なことをきちんとすることが、アカデミックな出版物にとって重要ということがあって、前からも進めていますが、10章も同時にやることにしました。前からの進み具合は、現在、8章indexの部分の最後のところにかかっています。

ちなみに10章の冒頭を紹介します。



10 書誌的な参照

多くの出版社は今では著者に対して印刷されたものとインターネット上で、いかに書誌的な参照を作るのかについての説明とそして、適切な例示を含んだガイドラインを渡しているだろう。ある場合には、出版社は望ましいスタイルを持っているが、加えて、それが完璧であり、一貫性があるのであれば違うスタイルも受け入れる。これは、項目をハウススタイルに押し込めるために必要な時間と労力を省くためである。

追伸

偉そうなことを言うと、それぞれの出版社の基礎力をきちんと付けていくことしか、出版再生はないと思っています。そのための基礎力作りのためです。いっしょに読書会に参加してくれる人を募集しています。