ジアゾ式複写・青焼き
本にする最終局面になって印刷の直前にきちんと印刷できる状態かを確認するために、多くの場合、青焼きというものを確認することになっていました。もちろん、今でも青焼きを取る場合も少なくありません。
印刷する刷版を作るのにフィルムが必要であり、そのフィルムがきちんとできているかを確認するために、フィルムと同じ大きさの感光紙に感光させ、それをページの順番になるように折って、それを見ていました。その感光紙のたばのことを青焼きと読んでいました。
青焼きをネットで調べるとジアゾ式複写という方法であったということがわかります。ジアゾ式複写は、今でも製図の複写などには時代の波を受けて少なくはなっているようですが、まだ、使われているようです。