2010-01-01から1年間の記事一覧

もっと文化を!キャンペーン

もっと文化を!キャンペーンhttp://www.motto-bunka.com/芸術立国。文化予算を0.11%から0.5%というのは賛同できる。もっともっと、増やすべきだ。とともに、英国ならブリッシュカウンシルが芸術支援をしていて、かつ英語教育も行っている。ということを考…

International Specialized Book Services

残念ながら、タトルは、ひつじ書房のdistributorにはなってくれないとのことです。学術的だからとのこと。タトルは日本とも縁があるし、日本語教育に関する書籍でも扱いうるし、なにより日本語が通じるので取引できるとよかったのだが...。学術的な書籍をdis…

書くことの倫理 オルテガ『大衆の反逆』

ひつじ書房20周年シンポより。 前田塁さんの「未来を食いつぶしている」という発言。岡川さんの「銀行が収益源を見つけるためにリスク評価が十分ではない商品を拙速に市場化した。リスクを過小評価していたかもしれない」という発言が、まさに倫理の問題と私…

奨学金事業766億円削減?

奨学金事業 130,899 54,293 △ 76,606 単位が100万円単位と言うことですので766億円削減ということ?http://seisakucontest.kantei.go.jp/kk/kk19.php?日本国の学生諸君、デモへ!学生の親御様、デモをするべきではないだろうか? 要求に係る主な減要因 奨学…

花束

ひつじ書房でアルバイトしていた元学生さんが20周年のお祝いと言うことでお花を持ってきてくれた。今はしっかりした社会人。結婚の報告。おめでとう。相手は、やはりひつじでアルバイトしていた元男の子。今は、りっぱな社会人。彼のお父さんは遠洋船長で、…

日本語教育学会パネルついて

この秋の日本語教育学会パネルについて、コメントします。 次のパネルであるが、菅正隆という方と大津先生を同席させるというのは何か考えが合ってのことなのだろうか。菅氏は、もとは文部科学省の官僚であり、小学校英語教育の推進者と聞いている。一方、大…

桂川連理柵 ちょえもんさんが

桂川連理柵(かつらがわれんりのしがらみ)を見に行きました。9月の第1週でした。 私が今文楽にはまりつつあるというのと、花季藤子先生にいま端唄を習っているのですが、「お伊勢参り」でちょえもんさんがという桂川連理柵を題材にしたところがあるので、…

津々浦々まで学校を作ったこと

これは調べたいことですが、私のちからでは調べきらないので、思いつきとして。明治期に、津々浦々まで学校を作ったのはどんな熱情に促されてのものだったのだろう。日本を軍事大国にしたかったから?日本を近代国家にしたかったから?日本を教育国にしたか…

須原屋市兵衛ではなく嵩山房小林新兵衛のような

浅草善龍寺に墓参りに行ってきました。須原屋市兵衛だと思っていましたが、碑名を見ると「嵩山房」と書いてありました。気になって、ネットで検索してみると違うようですね。須原屋市兵衛ではなく嵩山房小林新兵衛のような。調査は、続行です。江戸の学術出…

考古学協会の図書のイギリスへ一括寄贈の話し

考古学協会の図書のイギリスへ一括寄贈の話しが、1昨日の東京新聞の夕刊に書いてあった。考古学だから、あちこちで発掘調査が行われ、発掘調査が行われると報告書が作られる。その報告書が考古学協会に寄贈されてきたが、過去には市川市立市川考古博物館に…

OpenDoc・オープンドックを電子書籍アプリに

20日に「電子時代におけるコミュニケーション研究成果発表の形態」で、私も少し話しをすることになっているので、話す内容の下書きを書いています。 研究論文あるいは研究雑誌および学術書を電子化する場合に、単にInDesignでページを組んだのを、PDFにはき…

ネットに接続しないと読めないモノを書籍と呼べるか

ネットに接続しないと読めないモノを書籍と呼べるか Kindleは、kindleにダウンロードした後にkindleで読むことができる。いったん、ダウンロードした後は、ネットは必要がない。これは、iPadのアップルのiBookstoreで買った書籍も同様でしょう。 しかし、ネ…

紙がメディアということでは、ディスプレイとかわりがないか。

紙がメディアということでは、ディスプレイとかわりがないか。 私は違うと思う。 紙はメディアではあるが、ディスプレイと同じではない、と感じる。 紙でできた物理的な本には電子的なバックアップなしに、場所占有する 電子的なバックアップなしに、書き込…

電子時代におけるコミュニケーション研究成果発表の形態

祝日の9月20日に次のようなワークショップを行います。細馬宏通先生、金田純平先生の後に松本功も登壇しますので、ご関心のあります方はお越し下さい。場所は大阪、梅田です。 - ワークショップ 「電子時代におけるコミュニケーション研究成果発表の形態」趣…

青空文庫のバナーを変えました

青空文庫のひつじ書房のバナーを変えました。 http://www.aozora.gr.jp/ バナーのデータを変えると青空文庫の冨田さんにデータを送って、差し替えてもらいます。今回は、20周年の記念のシンポジウムの告知のためのバナーです。 メールで差し替えをお願いしま…

博文館の先見の明、内容ではなくデバイス

博文館の恐るべき先見の明。 これはある印刷所のメールマガジンで博文館を失敗した出版社のように紹介していたのに、いささか反論したと思って書いたモノです。 今は、博文館新社として日記帖の出版社となっている。これは先見の明かもしれない、ということ…

ひつじ書房の20周年を記念したシンポジウムの説明

ひつじメール通信で発信したものです。 - ひつじ書房の20周年を記念したシンポジウムを、秋から冬にかけて3つ行います。文学、文学教育で2つ、日本語学で1つの合計3つのシンポジウムを行います。日本語学の「連体・連用を考える」は12月の開催ですので、いく…

どの順に偉いのだろう。役職名は?

palgraveから、どの順に偉いのだろう。役職名は?Publisher Editorial Assistant Publisher Editor Senior Commissioning Editor Commissioning Editor Associate Editor Editorial Secretary Assistant Editorhttp://bit.ly/azPC1f

茂木さんに賛成 いわゆる研究費「流用」の報道について

茂木さんに同感です。茂木健一郎 クオリア日記 いわゆる研究費「流用」の報道について今朝の朝日新聞に、阪大の研究室が550万円の研究費を「流用」したという記事が出ている。まるで「風物詩」のように、時々このような記事が出る。その度に、私は二つの…

Mac OS X の共有カレンダーの印刷の不具合

Mac OS X の共有カレンダーの印刷の不具合 ひつじ書房では、ひつじ書房内の情報共有にOS X server (10.6.4)を使っています。 スケジュールを共有するために共有カレンダーを使っています。とは言っても同じアカウントでアクセスして使っています。本当はそれ…

国民道楽総生産を提唱する

お盆休み中に考えていたこと。国民道楽総生産の増加を目指すことにしてはどうだろうか? 加藤哲夫さんの進めていた『成熟日本への進路 −成長論から分配論へ』(波頭亮著 ちくま新書)は、経済成長を目的にするのはやめて、低成長時代の目的を見つけるべきだ…

定食屋大門がKASHOと改名して、再開。

定食屋大門がKASHOと改名して、再開。 味は大門と変わっていないし、定食が550円のところも変わっていない。 以前は、おじいさんとおばあさんでやっていたのだが、加えて新しい次の世代の女性とおじさんとおばさんが店を切り盛りしていた。最終的にどのよう…

うちだ詣で いい飲み屋のある町に住みたい!

いい飲み屋のある町に住みたい! そういう点では立石はいい飲み屋町ナンバーワンの土地である。東京からすると江戸川を越えて、少し辺境の地というか、下町的住宅地の隅っこに位置している町だ。 立石に住みたい! あーあ。定時に終わるような商売で、夕方毎…

円朝まつり 2010 川柳つくしさんにサインしてもらいました

バーテン学校にも行っていたという丈二さん。カクテルを3倍いただきました。ブルーハワイがgood。 冷凍みかん。子どもたちに人気でした。 境内。本堂の方から見た光景。心優しいいたわりの彦いち師匠。この日はこのあと、鈴本でトリをおつとめになるとのこと…

当事者意識の難しさ

当事者意識があることで、自分が、関わりを持って生きていることを実感できるし、他人任せ、責任転嫁しないで、まともな生き方ができると私は思う。 出版社としての当事者意識とはと問うとそれはなんだろう。これについては、自分への問いと言うことで、別の…

新しい公共性を考える

26日、京都で新しい公共性を考える、ということでNPO若手組頭と私が勝手に命名した3名の方に座談会をやってもらいました。これはテープ起こしをした上で、編集・加筆して、ブックレットとして刊行する予定です。市民主体の新しい公共性をどう考えるのか、と…

マツノ書店さんの古書目録

マツノ書店さんの古書目録を送っていただきました。 マツノ書店の松村さんは、私の専門書を売ると言うことについての師匠のような方です。 松村さんの書かれた『6時閉店』は、名著です。以前、ぎょうせいの『遙』という雑誌に私の1冊と言うことで紹介させて…

踊る大捜査線3 現場礼賛

『踊る大捜査線3』を見に行って来ました。誰かが前に言っていましたが、この映画・ドラマのテーマは、本社と支店の葛藤のことだと。高圧的かつ現場の分からない、かつ人間のこころの機微のわからない本社VSこつこつ、たたき上げ、人の心の機微を知っている、…

紺屋の白袴の門前の小僧習わぬ経を読み

自戒を込めて。学術書の編集者は、「紺屋の白袴の門前の小僧」である。頼りになりませんね。でも、紺屋さんの仕事も評価しているし、白袴の時もあるという方々の門前の小僧なのである。(自壊じゃあないですね。誤変換に注意)習ってもいないのに、お経をよ…

再販制度について再定義する

以前にも再販制度について、このブログで書いたことがあると思うのですが、googleでこのブログ内で再版で検索して見つかりませんでした。自分の記憶が?。もともと、記憶力は悪くて、勘違いは多かったのでそれが向上したということでしょうか。探して見つか…