新しい公共性を考える

26日、京都で新しい公共性を考える、ということでNPO若手組頭と私が勝手に命名した3名の方に座談会をやってもらいました。

これはテープ起こしをした上で、編集・加筆して、ブックレットとして刊行する予定です。

市民主体の新しい公共性をどう考えるのか、ということはこれからの様々なあり方の基本的な部分になると思います。

それをしっかりと考えなければ、文化政策も言語政策も教育政策も、その場その場の議論となって、言いっぱなしになってしまうでしょう。

市民が公共を担うとして、それは財政が破綻しているからではなく、官の下請けではなく、市民のための市民の活動があるからである...。それはいろいろな活動があっていい。別に公共活動と言われなくても。


キーワード 「町の偉人」「徴税権、税金とは何か」


文化政策の方も言語政策の方も買ってほしい。2000部くらいは直ぐにはけてもらいたい。そうすれば、文化政策の本、情報政策の本、教育政策の本など、市民にとっての公共性を議論した本を出していける。そうして、それは市民のための知識のアーカイブとなるはず。


●追記
議論を聞いた後に思ったのは私が図書館の問題に関わり、ビジネス支援図書館推進協議会を作ったり、『税を使う図書館から税を作る図書館へ』という本を出したのも、これはギデンズの第三の道的な発想だったのだなと。