紙がメディアということでは、ディスプレイとかわりがないか。

紙がメディアということでは、ディスプレイとかわりがないか。


私は違うと思う。


紙はメディアではあるが、ディスプレイと同じではない、と感じる。


紙でできた物理的な本には

電子的なバックアップなしに、場所占有する
電子的なバックアップなしに、書き込める
電子的なバックアップなしに、本棚に入れることができる
電子的なバックアップなしに、積むことができる


これらのことから、2次的に

人にあげることができる
 →同じものを共有することはできない
人に売ることができる
 →2回同時に売ることができない
ライセンス処理のための特別なデバイスが必要ない
 →ただし、古本屋さんが2次的に売ることができる
 →サーバーなどを持っていなくて、商売ができうる

取次、書店、図書館という物理的な場所・空間が必要となる

これを無駄で面倒で不要なモノと考えるか、どうかということによる

もし、無駄と考えるのなら、電子で万歳である、何の問題もない。

公共的な感覚、つながり、連続はどのようにできるのか、ということを考えると電子と紙の本と両方あった方がいいというのが、適当な考えだと思う。