電子時代におけるコミュニケーション研究成果発表の形態

祝日の9月20日に次のようなワークショップを行います。

細馬宏通先生、金田純平先生の後に松本功も登壇しますので、ご関心のあります方はお越し下さい。場所は大阪、梅田です。



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ワークショップ
「電子時代におけるコミュニケーション研究成果発表の形態」

趣旨:コミュニケーションの研究では、動画や音声がしばしばデータとして用いられますが、成果発表の場が、雑誌にせよ本にせよ紙媒体であるため、データの呈示は静止画像や音声の転写、波形グラフなど、ごく部分的な形に限られています。が、iPadのような電子書籍関連のツールが普及するなど、状況は変化しつつあるようです。新しい電子時代において、コミュニケーション研究の成果(ここにはもちろん「日本語のコミュニケーションを外国人に教えるための教材」なども含まれます)をネット上に自由に呈示できるという利便性を私たちが最大限に享受するにはどうすればいいのか。学会誌における論文フォーマットにあたるような、研究者や教員がゆるやかに共有するネット上の枠組みとして、どのようなものが考えられるのか。コミュニケーション研究の最先端で活躍されている2人の先生方のお考えを伺い、さらに電子書籍の可能性について出版界の方からお話を頂きたいと思います。皆様ふるってご参加下さい。(ご参加される方は、会場の都合がありますのでお手数ですが18日(土)じゅうにsadanobu@kobe-u.ac.jpまでご一報下さいますようお願いいたします。)

日時:2010年9月20日(月・祝)13時30分〜17時
場所:関西学院大学大阪梅田キャンパス 
(〒530-0013 大阪市北区茶屋町19-19 アプローズタワー14階)
http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/
参加費:無料
主催:神戸大学メディア文化研究センター
共催:日本語音声コミュニケーション教育研究会

プログラム:
開会の挨拶13:30-13:35
定延利之神戸大学メディア文化研究センター 多元的コミュニケーション研究部門主任)

講演1(質疑応答を含む)13:35-14:35
細馬宏通滋賀県立大学)「身体動作研究の立場から」(仮題)

講演2(質疑応答を含む)14:40-15:40
金田純平((株)国際電気通信基礎技術研究所)「言語学の立場から」(仮題)

講演3(質疑応答を含む)15:45-16:45
松本 功((株)ひつじ書房)「出版の立場から」(仮題)

総合討議 16:45-16:55
閉会の挨拶16:55-17:00