2009-01-01から1年間の記事一覧

リフレクティブ、反省的実践家

『リフレクティブな英語教育をめざして』のプロモーションのためにリフレクティブ、反省的実践家についてのブックリストを作りました。 まず、リフレクティブ、反省的実践家について、古典と言いますか、ここからはじまったと言いますか。まず、この本でしょ…

買い手に値段を決めてもらう仕組み

振替休日の日、池袋の人世横丁牛若に行った。ホルモン、とてもおいしかった。カウンターでガイアの夜明けを見ていると古着買取のリサイクルショップ、ドンドンダウンオンウェンズデイが出てきた。ここは値段の付け方がユニーク。ユニークというか、毎週、値…

ヨーダーの引退 ともえ寿司の閉店

忘年会の申込みをしようと電話したところ、今月の27日をもって閉店するとのこと。茗荷谷のおいしい店が一店その歴史を閉じてしまう。ひつじでは、親父さんの風貌から、ヨーダーと呼んでいた。親しみと尊敬を込めて。おいしくて、安い。でも、安いというのは…

天満 串カツ 串寅

英語学会が大阪大学で開かれました。宿泊したホテルは、東梅田で少々ディープなところですが、串カツかさしみかどっちかにしようと思いましたが、カツな気分でしたので、串カツのお店へ少し北へ足を伸ばして天満へ行きました。串寅、大将と娘さん?が気さく…

芸術政策と事業仕分け、そして学術政策は?

行政刷新会議の「事業仕分け」によって、独立行政法人 日本芸術文化振興会に対してハードな評価コメントが出された。 ●芸術創造・地域文化振興事業は廃止。芸術家の国際交流についてもハードな評価。●芸術は自己責任。日本独自の洗練された文化レベル・芸術…

図書館は、文明史の転換期の志士となれ 北川 正恭 

パシフィコ横浜で開かれた図書館総合展に行って、これからの図書館「地方自治と図書館」を聞いてきました。行って聞いて直ぐにとんぼ返りで、展示を見る余裕もありませんでした。それでも、入り口で和田先生にあったり、講演会の会場で昔の知り合いにあった…

「大学生」になるための日本語 「テキストの構成について」アップ

「大学生」になるための日本語 ひつじ書房から刊行された『「大学生」になるための日本語』を著者が紹介していくブログです。「テキストの構成について」、アップされました。 http://dainaru.shiga-saku.net/d2009-11-11.html

電子本、疑問

もう電子本、電子書籍だという一部の声がある。国会図書館も蔵書をデジタル化するし、と。疑問を感じる。amazonのkindleは大きな画面版は、現時点では日本では手に入らない。小さい画面のkindleは、文庫ようにはなるが、知識や研究を取り扱うには小さすぎる…

学女で、『ヤルタ会談』『隣にいても一人 -関西編-』

学習院女子大学で、『ヤルタ会談』『隣にいても一人 -関西編-』。昨日、見に行って来ました。『隣にいても一人 -関西編-』に、『「大学生」になるための日本語1』の音声CDに声で出演してくれた端田新菜さんが、出ていたので。先々週、日本語文法学会の大会で…

言語学の入門書、『the basics language』を読む

ひつじ書房では、言語学の入門書『the basics language』を読んでいます。 50年代、60年代、オーストリアの動物行動学者Karl von Frischは、ヨーロッパミツバチの行動についての思いがけないことを明らかにした、一連の研究を成し遂げた。ミツバチの斥候は、…

みすず書房 フロムヘルのプロモーション

みすず書房 フロムヘルのプロモーション、ということで日本教育会館のセミナーにでかけました。一言感想。編集者の熱意と訳者の熱意が、読者を引きつけた、あるいはカルトな読者の熱意が、本の売上げにつながった。その加速力をネットが果たした、ということ…

プロフィシエンシーという考え方

自分の日誌だが、引用しておく。タスクとプロフィシエンシーという考え方の違いに注目されたい。http://www.hituzi.co.jp/kotoba/20080920ns.html2008年9月20日(土) プロフィシエンシーという考え方は面白い 市民社会を実現するために(題目)、議論して、…

学術的知識の要請、生成、編成、活用

学術的知識の要請、生成、編成、活用 要請 ●社会的な必要性 ●学問の発展生成●研究環境 ●次世代への受け渡し編成 ●研究をまとめる ●研究を書籍などの媒体にまとめる→学術出版の機能活用 ●他の研究者が利用する ●研究者に公開される→学術出版の機能 ●市民に公…

堤先生と長谷川先生の『「大学生」になるための日本語のブログ』スタ

堤先生と長谷川先生の『「大学生」になるための日本語のブログ』がスタートしました。まずは、本書の特徴を紹介して下さっています。本書の特徴は何でしょう。本を見ていただくのが一番ですが、どうぞブログをご覧下さい。 「大学生」になるための日本語 ひ…

google bookは、もう稼働している?

http://books.google.com/books?id=Z9hbZojKLSEC&pg=PA53&lpg=PA53&dq=及物動詞&source=bl&ots=6bs8BJCIgO&sig=93kU7V5xfWExrKxZqum4B_ha7xU&hl=ja&ei=IM7uSr6PLY-G6AP-qu3rCw&sa=X&oi=book_result&ct=result&resnum=3&ved=0CA4Q6AEwAg#v=onepage&q=及物動詞…

松江日本語学会、無事開催。鰻のたたき

土日に松江にて日本語学会が、無事開催されました。 島根県には、今回、実は生まれてはじめて足を踏み入れました。私の母親が広島県庄原の出身なので、中国地方は馴染みのあるエリアなのですが、山陰の西側は、意識の中に盲点になっているようです。当然、松…

鳥取、定有堂書店訪問

鳥取大学に訪問する前に、駅から県庁に向かう商店街の途中にある定有堂書店さんを訪問しました。店長奈良さんの話が非常に面白いものでした。奈良さんは、よくこんな人通りの少ない商店街で、濃い人文書を扱っていますね、と言われるらしい。そういうときに…

都立多摩図書館の廃棄(未定稿)

ポット出版のページの情報が正確ではないようなので、特定非営利活動法人共同保存図書館・多摩(http://www.tamadepo.org/)の公式的な見解の公表を待ちます。 公開されました。(11.4日現在) http://www.tamadepo.org/katudou.html 私たちは10月9日付で都…

活版的視点で再発見、日本語のシンタックスと意味

活版的視点で再発見、日本語のシンタックスと意味。ご近所にお住まいの活字印刷のミューズに来ていただきました。ひつじの今の本を見ていただいて、いくつもことばをいただきました。話しをしている間に、私は、ひつじ書房の言語学の本の組版が、寺村秀夫先…

学習院女子大学で日本語文法学会開催

学習院女子大学で日本語文法学会開催されました。学習院女子大学は、ご存じの通り、1994年まで学習院女子短期大学で、学短(がくたん)と呼ばれていたのですが、ひつじ書房にとって私にとって、とてもゆかりの深い大学なのです。学短が存在していなければ、…

さよなら、DocuPrint CG835。こんにちは。DocuPrint3360。

さよなら、DocuPrint CG835。ひつじ書房のプリンターとして活躍してきたゼロックスのDocuPrint CG835が、本日で引退。お世話になりました。 代わりに来た3360くん。PCが不要なので、すっきりしています。四角度が上がったような気がします。無骨風、しっかり…

ひつじ書房が『古本検定』に取り上げられました

ひつじ書房が朝日新聞出版刊で岡崎武志さん編の『古本検定』に取り上げられました。http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=10855

リフレクティブな〈国語教育〉とテクスト論

この本の担当は森脇だが、途中、私も読んだ。画期的な本である、と思う。(まだ、未刊です。)テキスト論は読みのアナーキーを呼ぶだけだ!という国語教育学者、田中実氏の批判を受けて、テキスト論が、自由放任、読者絶対主義ではないということを丁寧に語…

第7回日本独文学会賞選考結果

大矢俊明先生が第7回日本独文学会賞を受賞されました。おめでとうございます。どういうわけかわかりませんが、日本独文学会がその選考結果のページを消してしまいました。選考結果というものの性格上、ある程度の長期間掲示するべきものではないでしょうか…

日経新聞 活字の海で 問われる学術出版の意義

日本経済新聞読書面10月18日活字の海で 問われる学術出版の意義この記事で私の発言を取り上げてもらいました。私の発言の後半部分は、以下の通り。 「助成にあぐらをかいてはいけないし、専門的な知を社会に開く学術書の価値をきちんと説明してこなかった反…

ノスタルジーではなくレシピとしての活版

澤辺由記子さんのトークを聞きに表参道のutrechtに行って来ました。青山のビルの2階、テラスがご飯を食べることも出来るようになっているオープンな感じの気持ちのよい洋古書店でした。 http://www.utrecht.jp/ utrechtは、本を紹介したい、本を書いた人を紹…

国会図書館のデジタルライブラリー体験『社会百面相』

1968年までの国会図書館のデジタルアーカイブができた際にどんな感じかなーというものがもう国会図書館にあるんですね。近代デジタルライブラリーというのがあります。今度刊行する『女ことばは女がつかうのかしら?』(仮)で、使われている資料の1つとし…

デジタル時代の図書館員は消えるのか

「今、アメリカの大学でライブラリアンと呼ばれる職業が絶滅しつつある」というショッキングなタイトルの文章がある。図書館と図書館員(ライブラリアン)はどうなっていくのだろう。私は、googleがいかにこれまでの検索というあり方を変えたとしても、ライ…

川上未映子さん、関西大学で講演、読書について

川上未映子さんのブログによると「関西大学では主に読書についてお話します!」とのこと。聞きに行きたい。関西まではちょっと無理だろう。川上未映子さんには弊社のMが、弊社の企画の打ち合わせの際にお会いしたとのこと。うらやましい。(くやしいか)http…

図書館総合展に行く予定 これからの図書館「地方自治と図書館」

図書館総合展に行く予定 メモの代わりです。11月11日(水) 場所: 第4会場 時間: 15:30〜17:00 BCDEF これからの図書館「地方自治と図書館」 主催 キハラ(株) フォーラム番号 11-4-3 概要 (1)地域の自立に向けた図書館のあり方 (2)地方自治体に…