みすず書房 フロムヘルのプロモーション

みすず書房 フロムヘルのプロモーション、ということで日本教育会館のセミナーにでかけました。

一言感想。編集者の熱意と訳者の熱意が、読者を引きつけた、あるいはカルトな読者の熱意が、本の売上げにつながった。その加速力をネットが果たした、ということだと思います。

どんな場合でも通用する一般的なプロモーションの話しではないともいえるし、プロモーションというものは単に売ろうというだけでは、読者の心には響かないのであって、これは本来的なプロモーションの、ネットだからと言う新規性と言うよりも、本道をまともに行くストーリーであった、というべきなのかもしれない。


http://www.fromhell.jp/


youtubeの2700再生というのは多いのかしら。ひつじの『ことばに魅せられて』が2400弱の再生であることを考えるとそんなに多い数字ではないような気もする。ネットの効果が際立っているというよりも、読者の口コミ、書店での自然な売れ行きというオーソドックスな要素の方が大きいようにも思います。ネットが意味がないというのではなく、ネットが数字的な効果を生み出したのか、という点は検証が必要。

あるいは、ひつじの『ことばに魅せられて』が2400弱の再生、という、ものは、かなり誇れる数字と言うことなのかも知れない。自慢してもいいのかも知れない。畑中さん、がんばったから。元気かしら。