2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ジェンダーで学ぶ言語学をいただきました

富山の斉藤正美先生から、『ジェンダーで学ぶ言語学』を送っていただきました。ありがとうございます。連休中に読みます。

EPUBでは学術書の複雑な組版は未だ

学術書の電子書籍化、というのはなかなか容易ではない、ということを申し上げてきた。これは、学術書が電子書籍化できないということをいいたいのではない。テキストが流れたり、文字の大きさを変化させたりするようなこと、すべてをすっぽりあきらめて、InD…

事業仕分け 国際交流基金の日本語教育関連

事業仕分け 国際交流基金の日本語教育関連の中継を見ました。結果としては、廃止とか中止ということではなくて、継続と言うことのようである。そういう点では、一安心ということになりますでしょう。 やりとりとしては、国際交流基金は日本語教育関連の事業…

書籍のネットワーク化について

4 ネットワーク化5 マップ化

電子書籍のレイヤーについての考察(案)

文字列と本文の区別が付かず、現時点での電子ディバイスが文字列しか表示できないので、縦組みとかルビはいらない、というコンピューターに人間を合わせようという、GUIのパソコン以前の発言をされている人もいるようだが、それは無教養と言おう。 紙の書籍…

日本語教育学会は国際交流基金の仕分けに注目していますくらいの

日本語教育学会は国際交流基金の仕分けに注目していますくらいのことは言ってほしい。 事業仕分けが行われることが分かっているのだから、学会声明くらいはだすべきだろう。 国際交流基金によって、日本語教育は立ち上がってきたという経緯がある。そのこと…

堀田隆一先生 日本中世英語英文学会松浪奨励賞(佳作)受賞」

堀田隆一先生 日本中世英語英文学会松浪奨励賞(佳作)受賞」The Development of the Nominal Plural Forms in Early Middle English ドイツ文学会と同様で、HPに受賞の記事がない。お願いします。記事のページを作ってください。(ドイツ文学会は、半年後に…

事業仕分け(前半)の対象となる事業(案)

「事業仕分け(前半)の対象となる事業(案)」 についてのページ行政刷新会議(第8回)議事次第 | 内閣府 行政刷新会議http://www.shiwake.go.jp/honkaigi08.html これを見ると国際交流基金については、日本語教育全般に対してどういうことを基金が考え、実…

事業仕分け 国際交流基金と日本語教育

朝日新聞を読んだところ、国際交流基金の事業仕分けは、今回、芸術部門については対象とならずに、日本語教育についてが対象となるようだ。日本語能力試験だけではないようだ。芸術部門についての仕分けがないのは、前回の仕分けのあとで芸術関連の人々が、…

日本語能力試験が仕分けの対象に サンケイ新聞による

大きなまなこを開いて見ていないと産経新聞のネット版によるとですが 事業仕分けの対象に・国際交流基金(外務省)→日本語能力試験 うーん。日本国レベルで行うべきであろう試験を、試験は試験料を取れるということだけで、民営化すればいい、という考えであ…

本年、嘉納治五郎生誕150周年

なんと、今年嘉納治五郎生誕150周年なんです。日本語教育学会は認識しているのだろうか?姿三四郎、柔道で有名ですが、日本語教育の創始者の一人でもある。日本語教育関係者は、自分の業績に関わる文化人の顕彰が下手。アジア全体の近代化に尽くしたというこ…

劇場法 日本版アーツカウンシルを求めて

http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2010-04-04 やくぺん先生のブログを見て、やっと平田さんの見解のページにたどり着きました。http://www.seinendan.org/jpn/oriza/msg/index.html新年度にあたって 文化政策をめぐる私の見解 掲載日:2010.04.01 (Thu) ●助…

文部科学省の「デジタル教科書」導入に反対

私は「デジタル教科書」導入に反対。情報の閲覧と知識を理解するということは、同じではないのではないか、と思います。電子教科書を使って、知識がきちんと定着するという研究結果がでたあとであれば、それは導入してもいいかもしれないけれど。そのことが…

電子書籍をスピーディに作るというのは現時点は不可能(学術書系)

電子書籍なら、簡単に直ぐにぴゅっとできる、と思っている人が多いようだ。在庫リスクがないといういい方がされることが多いが、印刷しないでいいので1冊からでも採算が採れると思っている人もいるのではないだろうか。これも間違いです。 つまり、電子書籍…

事業仕分けウオッチ 2010 日本学術振興会など

学術出版社の立場から、事業仕分けを見つめていたいと思います。学術政策の観点から、後退がないように。また、単なる短期的な成果主義に陥っていないかどうか。もっと積極的に言うなら、存続してほしい、存続することが社会のためになる事業についてはむし…

覚え書き 音と声と文字と筆圧

覚え書き 某S書店さん(出版社)が、ひつじ書房に掲載願いを出されるはずが、神戸の書店さんのひつじ書房さんに間違って手紙を出された。速達で出されたので神戸のひつじ書房さんはひつじ書房(私)のところへ速達で回送して下さった。神戸のひつじ書房さん…

常識的に正しい!「ボクはどんな電子書籍を読むのだろうか」

成毛眞ブログに書かれている電子書籍の話しは、常識的にそうだな、と納得させられるものでした。2010-04-08ボクはどんな電子書籍を読むのだろうかhttp://d.hatena.ne.jp/founder/20100408/1270683747 現在、tiwitterなどで目に付くものや、新聞などで書かれ…

未発のことばの草稿

未発のことばの草稿 ひつじ書房は20周年を迎えました。 20歳と言えば成人ということになります。ここまでよく続くことができました。これはみなさまのおかげです。ありがとうございます。 振り返ればこの20年間に、日本語学の状況も出版の状況も大学の研究環…

2010年度の入社式 タンタローバにて

2010年度の入社式 入社式というものは、企業ならば、どこでもやっている普通の行事なのでしょう。新聞やテレビのニュースでこの時期はよく取り上げられています。ひつじ書房は4月1日に入社式を行いました。Eというものが、4月1日に社員として入社しました。…