言語学会参加

ひさしぶりの書き込みです。


言語学会は、この秋の学会の中で売上げ的によかった。ありがとうございます。地の利がよかった、発表内容がよかった、時期がよかったなどなどの理由があるかもしれない。


英語学会と日本語学会を比較でいうと、言語学会の中心観が強まったような気がする。発表内容が突出していたということはあまりないような気がする。(失礼ながら。)開催時期の問題もあるかも知れないが、他の学会にいけなくても、せめて言語学会には行こうと思われたとかいう可能性があるように思う。


日本語学会と英語学会は、言語学会との比較で何らかの特徴を作り出さないといけないところがあるように思う。特に日本語学会は、この秋、発表希望者が少なかったときいていて、大会の問題ではなくて、学会のあり方の問題かもしれない。あるいは国語国文的な要素が弱体化している影響なのか。


日本中世文学会は天理という地の利の悪さを考えても、学会参加者が70名というのは...出版社が14社なんで、1社あたり5名。何と。中世文学会は独自開催の意味があるのか...。


地の利については、関東、関西、九州、北海道から来やすいという必要があるだろう。飛行機の幹線が飛んでいる空港がないと厳しいのではないか。高知は大阪からはプロペラ機しかないと言っていた方がありました。


また、今回、院生さんにあまり会わなかったという印象。特に大阪大学の院生さんが、店先にほとんど来なかったことも気になる。忙しかったのか?将来的な発想からすると心配だ。


角田先生が『日本語文法の諸問題』で書かれた論文を元に、英文の学術書を協働で作っていると言っていた。そのために、メンバーに廃部するため複数買ってくれたそうである。持っていなかったのね、という気もするが、ありがたいことである。そういうことで、複数購入できるのであるならば、なぜ、協力して出版する際にそれが困難なのかが、私にはわからない。