出版社で働く一般常識
出版社で働くための一般常識というようなことはあるのだろうか。
日本語学が中心なので、日本語学史というものは知っているべきだと思うが、これは入ってから1年以内でよいことなので、入社試験の際にはなくてもよいだろう。
一般常識なので、特殊知識ではない、と考えると何だろう。
日本文学史と日本史の基本的なところはあった方がいいと思っているが、それには根拠はあるのだろうか。それとも、何か話しをする時に過去のことを知っておいてもらった方が、議論がしやすいということかもしれない。
芥川龍之介という人名を知らなければ、その人の知的な価値はないということが言えるのかというと、いろいろ途中を省いて言うと、知らない人とはいっしょに働きにくい、ということが言えるだろう。じゃあボーダーラインは?