欧文書籍の販売を目指して崇文荘書店さん訪問

人文系・社会科学系中心の洋古書の専門店、崇文荘書店さんを訪問しました。


http://www.subun-so.com/


崇文荘書店さんが、アメリカの古書店abebooksを通して、世界に書籍を販売されているので、英文学術書を世界に売りたいと考えているひつじ書房にとって大きな先達だからです。


靖国通りに面し、スポーツ店ビクトリアの向かいにある崇文荘書店さんは、店頭のボックスに洋書の児童書が並び、洋書の古書を扱っている風格ある店構え。扉を開くと棚棚全てに欧文書籍、ほとんどがハードカバーの書籍が、並んでいます。


abebooksのご担当は佐々木さんという方で、たいへん親切にして下さいました。


うれしかったのは、佐々木さんがiMacを使っていて、abebooks推奨のHomeBaseを使っていなかったことです。在庫リストが6000以上あるというのにです。私はHomeBaseがwindowsでしか動かないということだったので、windowsマシンを一台購入しようと思っていたところだったからです。別にそれを使わなくても大丈夫とのことで、実際にメンテナンスしている方からそのようにお聞きすることはとても心強いことです。


受注画面も見せていただき、何とかやれそうだなという気になりました。実際にできている、というのも見ることは、話しとして可能である、ということと大きな違いです。崇文荘書店さん、佐々木さん、ありがとうございます。


私は、ひつじの書籍を海外に売り出していく、その一歩を進めていますが、夏くらいまでには実現できるのではないか、と思います。それができれば、海外の学会に行って宣伝・プロモーションすることが可能になりますし、linguistメールリストに宣伝を出すこともできます。


今悩んでいるのは、欧文書籍を売る書店名です。HituziBooksとするか、それともJapanese Academic Booksのような店名とするか。それとも、富士山ドットコムという名前のオンライン雑誌書店はありますが、そういうよく知られた名前にするべきか。もしかしたら、日本の学術書を世界に販売するオンライン書店自体を作るべきかなどと思いは大きくなっていきます。


そうして、日本の欧文学術書自体の世界的なディストリビューターになる! というのは夢がふくらみすぎでしょうか。





崇文荘書店さんのあとに万惣フルーツパーラーでホットケーキを食べました。