会話の流れを自分から作って席をまとめて

話す能力、場を作る能力。果たして、銀座のバーには、主語は必要だろうか。筆談ホステスという書名で有名になったホステスが在籍していたバーの支配人のブログを読んで思いました。銀座のバーで、たぶん、ヘルプの人がホステスに情況を報告する時には必要だろう。一方、人気ホステスがお客に話しをするときには会話の流れの方が重要なのではないだろうか。

会話の流れを自分から作って席をまとめて

ということは難しいと思う。それができることは、人の注意を引きつけていくことができるということだ。

引用の彼女は、本を出した筆談ホステスの方ではなく、その方が辞められた後に入った由香さんのことです。

最近は彼女も、手話や指文字のレクチャーという形で「席を作る」というのが上手くなってきました。
会話の流れを自分から作って席をまとめて、みんなで会話を楽しむというのは基本的なことだけど、できないホステス結構多いんですよね。
空気の読み方も上手になりました。「なんで盛り上がっているのかわからない」時も、無理に「教えて教えて」と会話の流れを乱さず、かといって無関心ではなく、雰囲気に応じた表情で一緒に空気を楽しむというのは、耳が不自由な人にとっては高度なことだと思います。

「銀座ものぐるをしけれ」より


http://satkco2.livedoor.biz/archives/1014084.html