アマゾンKindle本は21世紀の円本。

そうか!アマゾンKindle本は21世紀の円本なんだ。




全てを10ドルにするというのはそういうことで、円本全集がアマゾン新書になったという理解が正しいのだと思われる。電子書籍というとどんなコンテンツも書籍する自由なフォーマットというふうに誤解されるというかミスリードされるけれども、実態は改造社の円本と同じでアマゾンの10ドル本というのが正確。アマゾン文庫というかアマゾン貸し図書館と言った方がいいかもしれない。これは電子書籍と呼ぶよりも電子文庫と呼んだ方がいいのではないだろうか。




アマゾンキンドルを評価していないのではなくて、円本とその全集が、戦後期の知識人というか作家を作った。松本清張などは円本によって学んだと言われることもあるわけで、リテラシーの変容であるとか、そのような情報革命はありえるだろう。