小さいときに親から言われること程度のこと

求人をしているが、社会人力のコミュニケーションの基礎ができていないのではないかと思う人がいる。できるできないかというそんなことではなくて、本当に小さなこと。でも、頭の良さ、知識、能力、出版人になる意欲を問う前の身の処し方レベルで落とさざるを得ないというのは、たいへんに残念である。

親あるいは大学の先生が、ちゃんと対応していなんだなと感じる。あるいは、本人が学べないということなのだろうか。そうであれば、採用することはむつかしい、という結論になる。

現在、求人中なので具体的に書くとヒントになってしまうのでここには書かないが、小さいときに親から言われること程度のことと言っておこう。そういう、いわばつまらないことをきちんと言ってくれる親に育てられたあるいは先生に教えられた学生は幸いである。一見、優しくて理解があると見えるかも知れないがそういうことを教えられなかった学生は不運だ、残念なことに。

社会人力とか、社会に出るスキルとか言いたくないが、社会に出て必要なコトというのはたしかにある。それは常識的なことでたいしたことではないんだが、21歳を過ぎたら、言われなくても気付かなければ…。


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勝間和代とか読んで、頑張るまでもなくて、ささいなことである。