花椒油(ホアジャオユー)

久しぶりに、上海チキンへ。

親父さん元気で、客席に話しかけている。私は、密かに恰幅のいい親父さんを食べ物屋の親父として尊敬している。隣の席のお客が、味が何年たってもかわらないのが、すごいと言っている。いい職人がずっといると言ってほめているようだ。親父は、タンメンは、15分教えて作れなければ、もうだめだそうだ。時間をかけて教えれば、分かるというものでもないでしょ、とのこと。基本的なことができている料理人を入れるということなんだろうか。タンメンとチャーハンは違っていて、チャーハンの方が格段に難しいそうだ。

親父さんに山椒ってどう、と聞かれる。山椒というとうなぎしか思い浮かばない。ピータン花椒油(ホアジャオユー)をかけて食べてみてと言われる。おいしい。美味である。ハーブというか、しゃきっとするというか清涼感ある刺激である。

豚しゃぶラーメンに入れたら、おいしくなったのでさらにいれたら、味が分からなくなった。ほどほどにするべき。


追伸
茗荷谷の美容院、ザザでヘッドスパをやってもらったら、最後にあたまにさらさらになるというハーブ風味のオイルが、サンショウの香りだった。そういうのもあるんだろうか。