国英文青年、創刊

国英文青年、創刊というのはどうだろう。

国文学休刊、英語青年休刊と、文学研究の商業雑誌が休刊ラッシュである。

夏目漱石は、英文学出身の文学者だし、英と国を分ける意味はないのではないか、ということで国英文青年というのはどうだろう。どうせだから、いっしょにして復刊してみては?(誰が?)ジュンク堂丸善を吸収した大日本印刷でも、出資して復刊してくれないだろうか。手伝えることがあれば。何でもしよう。

文科系学術的商業誌では、青土社のみが生き残るのだろうか。月刊言語は、だいじょうぶかと言語学出版社として心配してしまう。

発表できる場がある、発表できるメディアがあるということは、重要なことだと思う。ここいらの雑誌は、落語で言うと寄席みたいなものか。とすると、渋谷のジャンジャンでやっていた円丈の実験落語に相当するような、開かれた実験の場所としてのメディアが必要なのかも知れない。