International Mother Language Day を祝福する

発音記号フォントでお世話になっているSILのHPに行ってみたところ、 SIL joins celebration of International Mother Language Dayと書いてあった。

母の日というものがあることは知っていたが、母語の日というのがあるとはついぞ知らなかった。世の中には知らないことが多い。母語の日といういい方は、なんだかとても素敵だ。その日は21日らしい。ちなみに、私の誕生日である。ひつじ書房の創業記念日でもある。(前の会社を20日付けで退職し、次の日に起こしたので。)


http://www.sil.org/sil/news/2009/imld-2009.htm

SILのページによると松浦晃一郎氏のことばが載っている。松浦晃一郎氏で検索したところ、ユネスコ事務局長ということであり、さらに 2008年は国際言語年であったことを知った。(たぶん、新聞か何かで読んだことがあると思うが)すっかり忘れていた。言語学の出版社なのに。松本、ここに深く反省します。ちなみに国際母語の日は1999年にスタートで今年は10周年。



2008年の国際言語年を祝すユネスコ事務局長・松浦晃一郎氏の談話
(2007年11月)

2008年は国際連合総会にて「国際言語年」と宣言されました。ユネスコ国際連合教育科学文化機関)は本言語年にあたりその活動を調整する役割を担い、先導者としての役割を果たすつもりです。

ユネスコは、人類がこの先数十年にわたって直面せざるを得ない数多くの課題に対して、言語が決定的に重要だということを深く認識しています。

事実、諸言語は人々の集団や個人のアイデンティティ(自己同一性)と平和共存にかかせません。諸言語は、世界と地域とが調和を保ちつつ持続的発展をとげるための戦略的な要因をなしています。

諸言語は「万人のための教育」で掲げられている6項目の目標(*1)と、国際連合が 2000年に採択した「ミレニアム開発目標」(以下、「ミレ目標」と略す)(*2)を達成するために最大限に重要です。

http://www.jei.or.jp/unesko/unesko200711.htm

ポスターのページがその後見つかった。そのページの説明によると日本のフェリッシモグループが共催しているとのこと。神戸にある会社らしい。


http://portal.unesco.org/culture/en/ev.php-URL_ID=38831&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html

デザイン事務所
http://www.alrdesign.com/blog/2009/02/language-matters.html