大友浩 花は志ん朝

myougadani2009-01-21

円丈のHPで、大友浩氏の『噺家ライバル物語』が、紹介されていたので、アマゾンで本を探すと同じ大友氏の『花は志ん朝』も出てきた。

大友さんは、1958年生まれで、昨年50歳ということになる。私と3つ違い。「落語かわら版」の編集長をずっと勤めてきたかたとのことである。あまり年が違わないし、職業も編集者ということではあるのだが、住んできた世界が違うのだろう。落語家の持つ、ゆったりとした時間が文章には感じられた。

文章がすばらしい。優しくて、ゆったりとしていて、それでいて冷徹で、静かで情熱的である。このような文章を書きたいと思った。一度、お会いしてみたいとも思った。

江戸時代の上方落語の稿本を翻刻しようという企画が立ち上がりそう(まだまだ全然不確定)なんだけれども相談に上がってみようかしら。