グーグルデスクトップとword2007
先生方の原稿が、docxであることがあるようになったので、windowsのvistaマシンを購入することにした。データを開くときなどに必要だから。
しかし、21世紀の現在どうしてこのようなファシズムが成立しているのだろう。wordを立ち上げるとライセンスを承諾するかを決める前に、ユーザー名を求められ、どうしようかと迷っている内に、勝手に登録されてしまい、名前を別の名前で登録をしようとしても、その後はライセンスを認めるになってしまう。認めなければ、そもそも起動しないので、訂正できないという仕組み。
認めていないのに勝手に名前を登録されてしまうとは!この名前は、たぶん、すべてのword文書に作成者として登録されてしまうに違いない。
internet explorerを開くをグーグルデスクトップを設定するかと聞かれ、とりあえず了承すると右端に帯状にgoogleが占拠してしまう。その後に削除しようとするとインデックスを残しておきますか、と来た。どんな文書を作成し、どんなホームページを検索し、どんなファイルを登録したかということが、インデックスには残され、グーグルデスクトップをonにしておくと、私の文書生活はすべてgoogleに報告されるというわけだ。こんな盗聴社会はゴメンだ。
word2007は保存する場所すら変わってしまっている。
vistaを遠ざけてきたが、ついにこの屈辱の日が訪れてしまった。
リテラシーの基本になる「保存」の場所すら単なる一企業マイクロソフトに左右されてしまうとは。
書籍ではこのようなことはない。扉が、本の真ん中に来てしまうこともない。恣意で変わってしまうメディアとは、王制なのか、という憤りが吹き出してくる。