カビの裏側から現れてくるものは

昨晩は、ひつじ書房の忘年会で大塚の居酒屋大提灯へ。はじめて飲み会につかいましたが、居酒屋らしい居酒屋で、私的にはたいへん気に入りました。座敷で、大テーブル(?)がどんどんと並んで一部屋に12名。話せば、すみとすみも話せる大きさ。和める居酒屋でしたね。焼きトンが美味しい。たびたび、行ってしまいそうな予感がします。


さて、今日は、自宅の大掃除。大掃除というのは、恐ろしいものである。というのは、誰しも思うことだ。得体の知れない物が見つかったり、記憶にないものが発見されたり、見つからなかったものが見つかったり、ということがあって、ショッキングなことが起こる。悲観主義者なので、現実に直面することにはなるべく避けておきたい、ということで、大掃除など、引っ越しする時か、年末にしかやらない。というわけで、年末ということです。

私の担当は、風呂場など水回り。何かを発掘したり、発見することはないと高をくくっていたのですが、現実の方が上手です。風呂場の扉の下四分の一が、古びた板のようにおぼろげに認識していましたが、バスマジックリンを吹きかけてこすったところ、はがれました。黒かったのは100パーセント木ではなく、カビだったんですね。中からアルミサッシ風の板が出てきました。4年以上住んでいますが、気がついていませんでした。気がついていなかったというより、気に掛けていなかったんでしょう。発見でした。ささやかな喜びを感じてしまう。別に革命的に事態が、改善されるわけではないのですけれども。

今年は、何かの雑誌で読んだ、消毒用アルコール(消毒用エタノール)を使うとカビが生えにくくなるというのを実践しようと、開いた容れ物にアルコールを入れて、吹きかけ吹きかけいたしました。これで、効果があるとよいのですが、どうでしょう。



エタノールは薬局で手軽に買うことができます。無水エタノールと消毒用エタノールがありますが、家庭では消毒用エタノールが最も使いやすく、消毒効果も高く、利用範囲が広いので便利です。台所などのお掃除には、ホワイトリカー(甲類、アルコール度数35)を使うこともできます。
http://www.live-science.com/honkan/partner/ethanol.html