ノーベル賞受賞論文「小林-益川の予想」の掲載誌

南部陽一郎・米シカゴ大学名誉教授、日本学術振興会小林誠理事、京都産業大学益川敏英教授のノーベル物理学賞受賞が決まったとのこと。ノーベル賞受賞おめでとうございます。

受賞した論文「小林-益川の予想」は『Progress of Theoretical Physics』という学会誌に掲載されているとのことです。


http://www2.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~ptpwww/index-j.html

定期刊行物への助成金については見直しが、言われていますが、この学術誌にも研究成果公開促進費は使われています。学会誌のコストは印刷代や製本代ではなくて、査読や編集過程など、作っていくプロセスが一番大変だと思います。インターネットの時代でも、助成はとても意味のあることだと思います。学会に影響を与えうるような定評のある雑誌を作るのは、短期間には困難です。

インターネットの時代だからこそ、きちんとした雑誌をこつこつ作りつづけていくことは大切なことと思います。


追伸
ひつじ書房としては、ノーベル賞言語学がないのは、とても残念です。