新聞社のHPのトップページはこれでいいのだろうか

新聞社のHPのトップページは、トップページとしての体裁を持たなくなっている。目次のようになっている。雑誌の目次ページのようである。


うーん、これでいいのだろうか。検索がそれぞれの記事を探し出してしまうから、実際には一面ではなくて、それぞれの記事が読めるようになればいいというのが実質的だと考えたのかも知れない。

そうではなくて、世の中をこのように構成してほしいという提案を第一面ではするべきではないだろうか。

一つのパターンである必要は全くない。しかし、情報の編集というものがエディターの使命なら、こういう見方もあると納得させるような一面を提案してほしい。現在のあり方は、グーグルに対してなすすべがないというもので、検索エンジンの提供する編集力よりも、編集人の提供する見え方の方がいいと言ってみるべきなんじゃあないのだろうか。

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この問題はちょっとおおげさな問題に突入する。

検索エンジン VS 編集人

というラウンドである。検索エンジンを越えた情報編集ということはありえるし、その提案は可能なはずだ。これは、主観的な情報提供ということではない。

求められている情報と伝えたい情報のせめぎ合いであり、その場所にしか、編集というものはありえないはずなのだ、と思う。

googleは情報検索能力はあるけれども、編集能力もそこそこにあるけれども、talentはない、と言いたい。才気はからきしない。才気がある人が検索すれば、優れたものを見つけることはできる。

でも、専門家的な視点も意外性があるし、学ぶものがあるのではないだろうか。