木更津、大潮の潮干狩り

myougadani2008-05-06

この連休の後半に大潮となるということにカレンダーを見て木更津に潮干狩りに行ってきました。

京浜工業地帯の一角で、若干シュールな感じもあります。写真をご覧あれ。が、しかし、掘っている時は、もう足下の砂しか見ません。石油であるとか化学薬品のにおいのようなものは一切しませんでした。掘っているときは対岸など眼中にないということで、かなりの量を収穫してきました。

熊手は300円で、そんなものレンタルがあるんじゃないかとも思いましたが、結局レンタルサービスは団体客にしかないようで、300円なので買ってしまいました。何回か使うことになるでしょうか。何回か使わないと損な気がしますが、300円ですからね。天気予報が外れて、曇り気味で雨もぱらつきました。少し寒かったと言えましょう。

大潮は偉大で、12時まで遠くまで、海がひいて砂地が広く、岸から遠いところまで行ってひたすら狩りました。砂に手を差し込んで、貝をまさぐり探すというのに、私はたいへん、癒されました。収穫というのは原始的な欲望を満たしてくれるものだと今更ながら実感しました。12時を過ぎると浜だったところに海水が寄せてきて、入り口のそば以外はほとんど海面下になってしまいました。東京湾の海の一部と化しました。

潮干狩りというのは、子どもの頃、カップル時代、そして子育て時代といったタイミングでいくものでしょう。この数年はそういう機会かも知れません。

しかし、すごい車の量で道路は込んでいたのですが、駅前の閑散としていること。駅正面の駅前デパートが休業しているなど、浜の喧噪と比してあまりにもひどい状況です。いろいろと魅力のある街であるはずなのに、駅前に魅力が全くないということなのでしょうか。