I書店、来る。

早稲田の古書店、I書店が、来ました。

資料として購入した本、経営とかの関心で買った本、企画を立ち上げようとしてその時に集めた本、それから趣味の本。不要な本を年末の大掃除の前に「処分」しようと思って、電話して来てもらいました。

見るなり「だめだ、こりゃ」と一言。内心、ショックを受けていますが、冷静を装うわたくし。確かにゴミのような本かも知れません。

とりあえず、お金にはならないけれど持って行くというのが5冊。なぜか、『鉱石ラジオ』の本が。他に持って行ってもいいだろうというものもあったのですが、それだけ。二人で来てもらって、人件費もでない5分間であったのでしょう。

その直後、I先生が来社され、マンガなどは近くの児童館に寄付したらとの助言を頂きました。先生も、学術書を古本屋さんに見せたら、お金がもらえるのなら、引き取ってもいいと言われたそうで、その時は学生にあげてしまったとのこと。

本を作る商売として、古本屋さんがつぶすしかないというのは、最近の本の価値が下がってきているのか、価値が持続する期間がめちゃくちゃ短くなっているのか、複雑な思いがあります。