学生気分が抜けるとき
自分にとって、学生気分が抜けた時というのはいつだったのだろう。
どういうプロセスを経て、学生気分が抜けて、社会人になったのだろう。人間はもともと社会人であるから、社会人になるというのはおかしいという人がいるかも知れない。それは一理あるが、社会人になるというプロセスがあるというのも、事実だ。
それはむしろ、認めて、きちんとそのプロセスを重要視した方がいい。学生は社会人じゃないというのは事実だと思うから。
自分の腕で食っていけるようになることの前に、弟子入りできる能力というのはある。弟子入りできなければ、一人前にはなれない。
自分はどうだったのか、というのが、なってしまうと自分の力で自然になったと思ってしまうけれども、そうではなかった。
学生気分を分析すると
1)他人事であること
2)お客さんをイメージできないこと
3)教わることに感謝がないこと
だろう。だから、社会人とは
1)自分のことと考えること
2)誰によって生活できているかを実感すること
3)教わることに感謝すること
だろう。これは普通の人だ。いや、人として当たり前のことと言ってもいいだろう。
でも、それが第一関門なのだな。