学術政策への提言ができるか?

これはメモです。

学術政策への提言ができるか?ということが重要になりそうに思う。

文化・活字振興法が制定されたが、学術書を支援すると明示されていながら、学術出版政策については改善されたという気配はない。これは、単なる「よいことば」として書かれているにすぎないだろう。

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H17/H17HO091.html

単なる「よいことば」なので、具体的なイメージも政策もないというわけである。もっとも、具体的な政策にするという点では、学術出版社が声を上げないといけないのだろう。


1)具体的にどのような学術出版政策が必要なのかについて声明を出そう。

その次にそれが社会的にどのような意味を持つのか、理想と現実を踏まえて、社会にわかりやすく説明する必要もあるだろう。商業的な市場論理だけでいいのではないかとか、紙の本にする必要はないのではないか、とか、そもそも編集なんて必要なのか、という声もある。

それらは間違っているが、どう間違っているのかをきちんと説明する必要がある。

2)学術出版政策の必要性を社会に説明する

この2つが必要、というわけである。