共感してもらうことを目指して

土曜日に西東京市谷戸公民館でお話しをさせてもらうことになっています。

ちょうどひつじ書房の20周年のシンポジウムの前日にあたっていて、あまり余裕がないのですが、1年の総決算としてお話ししてみようと引き受けました。

話すということについて、どうしても不得意感はぬぐえないのですが、人前で話すと言うことはどうにもずっと苦手に感じてしまうのです。こんな年になって、いいかげん腹をくくるべきでしょう。はい、そう思います。

一般的な見解ではなく、この時代に出版で生き延びているのですから、私の経験が月並みすぎるということはないでしょう。それなりの価値はあると思います。

が、しかし、頭で考えた空論になりがちで、実際に私が優れている点を、客観的に伝えるということが、できにくい。それができればと、ずっと思い続けています。

原稿をだいぶ用意していますが、反応をうまく引き出せないと空論の独り言を叫ぶ、という恐ろしい結果がみえてしまうかも、ということで、だいぶリスキーな、(聞きに来る方にとって)講演となると思います。お楽しみに。

案外、ちゃんとしゃべれたりして。というようなまあ、根拠のない空自信はやめて、たんたんと聞いて価値ある話しをしたいと思います。

必死の努力であります。