ロボット演劇 大阪大学出版会

ひつじ書房の著者でもあり、役割語の研究で広く知られている金水先生から、『ロボット演劇』の刊行を先日教えていただいた。金水先生は、大阪大学のコミュニケーションセンターの所長をされているとのことで、この書籍のもとになったプロジェクトに関わっていらっしゃる。この本でもエッセイを書いている。

出版社は大阪大学出版会、平田オリザさんがいて、総長に鷲田清一さんがいらっしゃるからであるが、いい仕事をしている。この本は理系と文系という垣根を越え、さらに現在というよりは、未来を予測するロボット工学といまだかつてない演劇(文系とよぶべきか)との見事なコラボレーションである。

実際に演じた青年団の俳優もたいしたものだと言おう。