私の担当するものが遅れつつも、ようやく出つつある。

私の担当するものが遅れつつも、ようやく出つつある。

おしているのである。twitterなど、やっている場合ではないのである。

私の担当しているものは、少しめんどくさいものである。私がやる方がいいものである。誰かにやってもらうと、私が不機嫌になってしまうかもしれず、口調が優しくなくなってしまうかもしれない。上司としてはそういうことではいけない、と思うのである。

専務が言うには部下の手前チャッチャとやらないとと言うことなのだが、なかなかむつかしい。めんどくさいというのはどういうことかというと、ひとつにはリスクがあることと、いろいろと未解決の問題を抱えていると言うことである。もうすぐできる『日本語がいっぱい』は、内容は悪くない、よい日本語教科書であるが、そういう面がある。

英語話者向けの日本語教科書であり、そういう本はまだ出したことがない。売る場所は海外になり、日本国内ではプロモーションの方法が確立していない。これを部下が担当していると、これもやったのかこれはまだなのか、と当たってしまう危険性が出てくる。自分がやっている場合なら、仕方がないなあと自分のことは許しやすい。

実際にどういうルートでオーストラリアに入れるかも大きな困難であった。オーストアリアのことはよく分からないのである。日本出版貿易さんはオーストラリアはやっておらず、紀伊國屋さんに流通してもらうことになった。その経路もひょんなことから分かったのである。

道筋が付けば、部下にやってもらうこともするのだが。これは自己防衛かもしれない。