エコカー減税は車産業への生活保護なのではないだろうか?

仕分けで科学研究費の中のポスドクへの補助金に対して、生活保護的なのは意味がないという話があったけれども、エコカー減税は車産業への生活保護なのではないだろうか?



エコカー補助金は、“環境対応車普及促進対策費補助金”が正式名称。条件を満たした新車購入者に、普通乗用車で最大25万円の援助が国から支給される。これは追加経済対策の一環として、総額13兆9000億円という過去最大規模の平成21年度補正予算に盛り込まれたものだ。当初は“ねじれ国会”による審議の難航も予想されたが、2009年5月29日に成立。6月19日から補助制度の受け付けが始まっている。

http://car.jp.msn.com/carlife/special/jul2009/eco/tax_004.htm



ただ、いっぽう、先日の芸術関係の助成金フォーラムでも言われていたことだが、助成金があったので食べれるようになったから、廃止しないでほしいといういい方と同じようにポスドクへの助成が打ち切られると大学院生のやる気がなくなってしまう、というのは本音としては分かるけれども、納税者を説得するという論理としては、説得力は少ないだろう。