脚本演出 吉田小夏「午后は、すっかり雪」を見に行きました

土曜日、「午后は、すっかり雪」をBDと見に行きました。


アトリエ春風舎
出演 足立誠、天明留理子、高橋智子、福寿奈央、荒井志郎、羽場睦子他
脚本 吉田小夏
演出 吉田小夏
料金 2,500円 〜 3,000円


http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=10598

『「大学生」になるための日本語1』の話しの吹き込みをしていただいた足立さんが、向田邦子役の福寿奈央さんの相手役で出ていらっしゃいます。足立さんにご紹介いただいて小竹向原のアトリエ春風舎に見に行きました。

三姉妹と父親、邦子と相手。それぞれの思いが、ちゃぶ台の前に繰り広げられます。父親が帰宅するのを正座して出迎える三姉妹。才能有る邦子と才能を開花することが容易ではない相手。相手を気遣い、気遣われていることを察し、ことばを交わす。そうしたおもんぱかる相手との関係が、清楚というか、端正というか、筋があるようだ。

父が怒るところ、案外、情があるところを見て、桂文楽の「かんしゃく」を思い浮かべました。小夏さん、かんしゃくをご存じないとのことなのでCDをお送りしようかな。

終わった後は足立さんおすすめの中骨缶を食しました。