ニューオータニにて、鈴木荘夫さんを送る会

ニューオータニにて、大修館書店会長鈴木荘夫さんを送る会が開かれました。

鈴木荘夫さんは、ひつじ書房トーハンと取引口座を開くときにお世話になりました。出版社としてやっていく上で恩人です。たいへん、感謝しております。加えて、言語学出版社フォーラムを作るときに初代の会長となってくださいました。

それとともに、月刊言語という日本の言語学の基礎ともいえるインフラをつくるのを認めた方でもあると思います。その意味でも大恩人です。献花というかたちでの葬儀ははじめてで、不謹慎ですが、興味深かったです。

花のあとは、立食の場が設けられていました。面白いのは飲み物の提供があるのですが、女性がコップをお盆に載せて、ウイスキーやビールをサーブしているところの、わきのテーブルの上に置いてサーブしている方から、多くの人が受け取っていることでした。お盆を持って立っている人はあの場では絶対に必要ですが、直に受け取るのはちょっと緊張しますよね。テーブルから受け取る方が気安いというのは面白いことです。

食べ物が供されていましたが、カツサンドが絶品で、カツがほんとうに柔らかいものでした。専務にカツサンドが絶品と言ったら、ニューオークラのカツサンドは、美味しいので有名とのこと。並んで3つも食べてしまいました。カツサンドを食べるためにニューオークラに行くのもよいかもしれないですね。

壮年の方が多くて、私などまだまだヒヨコのような存在なんだなと今更ながら、思いました。出版業界、というものがどれだけしっかりしているのかは、わかりませんが、この場所にいる方々が、経営側として頑張っているということなのかなと思いました。

鈴木荘夫さんのご冥福をお祈りします。