見出しと紛らわしい場合、節柱を章柱にして良い ブッチャー

ブッチャーによると「見出しと紛らわしい場合、節柱を章柱にして良い」とのことである。

右ページに小さい方の部分、節のタイトルがくるわけだが、その節の見出しが、そのページの上にきて、その柱がセンターそろえのスモールキャピタルだとして、実際の節タイトルもほぼ同じ設定になると同じような文字が上下に並んでしまうことになる。その場合は、柱の方を章タイトルに変えてもよい、と書いてある。

そんなことで、節タイトルを章タイトルに変えるだなんて、そうするとマスターページを使えなくなってしまうではないか!また、そんなのは見たことがない(はずだ)。

これは逆説的な表現と理解するべきと見た。

柱と節見出しの設定は同じにしてはいけないという意味だろう。

とすると、真意は

  1. 柱は節見出しと同じ書体を使ってはいけない 
  2. 柱は、節見出しと同じ設定ではいけない(柱が中央ぞろえなら、節見出しは、左寄せ)

ということなのではないか。

これはイギリス人らしい、皮肉といえるのだろうか。

つまり、逆に意味であるのかと。