今週は、いろいろなところへ出かける週でした。

今週は、いろいろなところへ出かけ、人と会う週でした。火曜日は、私が教えているJJ短期大学の出版編集コースの学生さんを連れて、偕成社さんに行ってきました。社長の今村さん、編集部長の別府さんありがとうございます。

学生さん、きちんと来てくれるかということを結構心配していまして、新人のBDを助手として連れて行きました。案の定、時間に遅れる学生がいて、いざというときに目印にしようと考えていたひつじのぬいぐるみを持って市ヶ谷駅まで走ってもらいました。学生にとってはもちろんのことと思いますが、私としても他の出版社をのぞくことはとても勉強になることが多かったです。職場の雰囲気というものも感じました。出版会社という会社という面の雰囲気はこういうものだなあということ。編集の方が、たぶん、新人の著者の人(たぶん?)に電話を掛けていて、本が重版になることをおめでとうと、伝えていたこと。重版になるということを著者にとっての祝福として伝えるというのは、だいじなことなのに、そういう表現を忘れていたのではないかと思った次第。

そして、長い月日寝てしまっていたひつじ研究叢書第2巻、幻の第2巻なのですが、その本を再始動するために、その先生の教え子であるTさんとの打ち合わせ。水曜日に鶴川に行ってきました。ほぼ16年ぶりに復活します。先生もお病気をされて、たいへんであったということなのですが、それでもゲラの文字は読むことができるということでしたので、進めることができそうです。

復活してくれると本当にありがたいことで、長年のつかえが取れることになります。ひつじ書房の20周年のくぎりになることと思いますし、言語研究と文学研究の両方の側面を持っている本になるはずなので、言語研究が本来持つべきである重要なもののを復活させることになるという大事な本だと考えています。そんな大事なことでしたので、祝杯を挙げました。Tさんに連れて行っていただいて、神楽坂のトキオカというお店でした。外見は和食屋さんのようですが、カウンターがあって、バーという感じです。とてもよいお店でした。

トキオカ/ホットペッパー.jpより
http://www.hotpepper.jp/A_20100/strJ000044411.html


そして今日は、『ことばの宇宙への旅立ち』第2巻のために大津由紀雄先生のインタビューをするために、西新宿まででかけます。森脇とBDとHMが同席して、テープ取りをさせます。これも修業。その後、新人二人を連れて、末広亭に行きます。実は今日は創立記念日でお休みの日なのです。