アメリカアジア学会には出版助成金がある
アメリカアジア学会には、処女作に対して出版助成金があるのですね。
これはいい方法かも知れません。ベテランの研究者の方、その研究分野の発展を願っている非研究者の方、文化的な事業に貢献したいと思っている方などが、基金を作ってそれを若手の研究者のために使う。日本でもこういうことがあってもいいのかもしれません。意外と言語だと、言語処理をやっているような企業が助成してくれるかも。
そうしないと今流行っているデータベースに力任せに処理させるというはやりの方法の次の方法を見つけたりというのは難しくなってしまいます。
http://www.aasianst.org/publications/first-book.htm
課題は、公平性ですね。学会にもトレンドがありますので、審査する人は投票するわけですが、上位のものを80パーセントとして、のこりの20パーセントは2人以上の投票者が、ずば抜けた点を付けた人の中から抽選するとかにしておいた方が、よいのかもしれません。