アマゾンドットコムへの道007

アマゾンはまず置いておいて、より一般的な流通について打診をしてみている。

米国でもっとも大きな取次店であるイングラムへメールを送る。一応、一般的なこととして、10冊以上刊行している出版社であれば、申し込みをすることができるとのこと。特には条件がないように書いてある。けれども、これは形式的には門戸を公開しているというポーズのような感じがする。

申し込んだはよいが結局、理由の説明無く断られるのではないか、という危惧。労力が無駄になってしまう危険性。

ベーカーアンドテーラーに打診。

メールが来て、取次店を持っていることが条件とのこと。

学会でK書店さんにきいたところ、イングラムは一般的すぎて学術書はほとんど在庫がないことがおおく、仕入れるときはベーカーアンドテーラーを使うことが多いとのこと。

とするとイングラムは実際にはほとんど学術書を扱っていないということになり、ベーカーアンドテーラーは、海外から仕入れるにはよいが、取次というより、書店向けの窓口のようなところということになる。

学術書を出していて、さらには他の出版社の出版物を取り扱っている大学出版局のようなところの方がいいのではないかとのこと。

振り出しに戻ってしまいました。トロントに行くべきか?