万波麻希の自己解放の旅

myougadani2006-03-12

「自己解放の旅」というのはすごいタイトルだ。ひょんなことでiTuneで見て、試聴してiTuneでダウンロードして購入。試聴したものには万波麻希のボーカルがあっったのだけれども、「自己解放の旅」にはボーカルがないものもあり、購入した時に期待したものとはちょっとずれていた。ジャケットが大人の女性というのが、惹かれた点でもあるのでその点ではのせられたというべきかもしれない。

ジャズぽいところもあるが、全体的に私として好きな感じである。(ちなみに、私はKing Crimsonが好き)知的緊張感があふれていて、しかもユーモアがあるという感じである。こういうのは好きなのだ。デジタルの時代に、わざとレコードノイズぽい音を入れてみたり、少し「メディア論」的なところも好きである。

というような曲を聴きながら、仕事をしている。

ネットで買ってしまうと物質としての質感がわからない。そのかわりに、オフィシャルサイトで、もう少し万波麻希についてわかったり、より好きになることの出来る情報がほしい。インタビューとかではなくてもいい。

というかデジタルで購入するとそれは情報である。アーティストに対する情報ではないつながりがほしいのだ。(学生のころであれば、CD以前であり、ジャケットであったり、ライナーノーツであったり、そういう手触り感がある接点があった)