5分でテキストブックを作れる?

appleします。次に買うマシンはwindowsマシンにしよう。20年かかってもできない本もあるんですけどね。「本が作れる」といういい方は、傷つく。5分で作れる本を20年かかっているのか。スローブックといういいかたをしようか。


しつこいが、appleが5分でテキストブックを作れるということを言っていることについて。私は、知的な営みと知的な媒体は、密接な関係があると思っています。また、作るという手順とか、工夫とかというものも大事な創造性があって、創造物のコンテンツ(内容)が重要であること、そのことを作ることに5月とか5年とかがかかるのでそのことを無視していることについて、憤慨するということにくわえて、コンテンツをどうメディアで見せるか、どう整えるか、どういう素材がいいか、などなども重要なことです。それをフォーマットさえ決まっていれば、コンピュータのアルゴリズムさえあれば、5分でできるという発想は、ものを作ることを理解しない、プロモーションのためだけののレベルの低いマーケティングの発想だと思う。さらに問題は、それが、何か新しい時代であるかのように持てはやす、分かっていない中途半端な編集者がいることだ。


前言撤回。lionを一台買います。iBook Authorで教科書を作るプロジェクトを立ち上げようと思います。ただ、5分でできる云々、というプロモーションについては、知性がないと思います。また、bookとしてはまるで市場占有率が低いわけで、これはあくまでtextbookということでしょう。憤慨するということにくわえて、コンテンツをどうメディアで見せるか、どう整えるか、どういう素材がいいか、などなども重要なことです。それをフォーマットさえ決まっていれば、コンピュータのアルゴリズムさえあれば、5分でできるという発想は、ものを作ることを理解しない、プロモーションのためだけののレベルの低いマーケティングの発想だと思う。さらに問題は、それが、何か新しい時代であるかのように持てはやす、分かっていない中途半端な編集者がいることだ。


safariが急に入力をうけつけなくなった。これはたぶんOSのマイナーバージョンアップを受け入れていないためでしょう。受け入れれば、すぐに直るだろう。しかし、そういうやり方って、とてもおかしいと思う。Lionを買って、textbook authorを試してみようと思ったが、要再考だな。あまりにも自分勝手であり、publisherの公共性という点からすると相容れない方針だ。つまり、textbookをappleのアプリで公開するためにはそういうバージョンアップを了解しないといけないということになり、読者にはそれを強要し、出版社は永遠にアップデートに付き合うこと、そのコストを負担しないといけないことになる。100冊の電子教科書なんか出したら、潰れるだろう。10冊でも困難だ。どうしようか、恒常性のあるソフト環境じゃないと継続できないだろう。