認知物語論キーワード、刊行(和泉書院)

浜田秀さんに、共著の本を送っていただきました。ありがとうございます。

『認知物語論キーワード』、刊行(和泉書院)。


「認知物語論」と言いますとひつじ書房からは西田谷さんの本を刊行しています。

『認知物語論とは何か?』西田谷 洋 (著)

アマゾンにリンクを貼っておきます。

『認知物語論キーワード』には西田谷さんも書かれています。文学と言語研究の共同研究は、なかなか難しいものだと思います。『認知物語論とは何か?』も、文学研究に使う理論としては少し難しすぎるという声もあるように思います。とはいえ、その難しさは、文学理論として、使い慣れていない思考法が背景にあるからではないかと思います。

文学には言語学の理論は不要である、と決めないでほしいと思います。とはいえ、そのようにいうためには具体的にこういう使い方ができるよと実例をあげないとわからないでしょう。それは私の任ではないと言いたい気もしますが、どなたかに書いていただけるよう、お願いしてみるべきということですね。