著者募集 日本語教科書企画案 子育て日本語
ある方と話しをしていて、日本語教師というものは存在するのか、という話しになった。どういうことかというとその方はこうおっしゃる。「日本語学校の教師と大学の日本語教育学の研究者はいる。しかし、日本語教師というものがほんとうに存在しているのか?」
この問いは重い問いだと思う。
一方、数学教師はいるのか、と問えば、高校の数学の教師と大学の数学研究者はいるが、その両方をつなぐ「数学教師」という考えがあるのかといえば、そこにもないわけだ。この点では、大学と教師との関係はまことに溝は深い。
これは図書館学もそうで、学校図書館、公共図書館の司書と大学の研究者の溝は深く、大学の研究者は「図書館情報学」という方に向かい、現場と人材を切り捨ててしまった。これでよいのだろうか?
ひつじ書房は、日本語教育の現場の先生方に関わることがほとんどない。ということで、現場の日本語教師の方に向けて、教科書の企画案を提示しまして、そのご応募を待ちたい。
タイトルは次の通りです。詳細はひつじ書房のホームページに掲示します。
日本語教科書企画案 子育て日本語