「国立国語研究所が、廃止」について

国立国語研究所が、もし廃止というようなことがあれば、とても問題だ。

実際に廃止なのか統合なのか、移行なのかということはわからない。情報がなさ過ぎるというか、取材したり、政府の中に知人でもいないかぎりわからないことだ。

では様子を見ていればいいのかというと、もし、廃止と言うことに決まるのであれば、それには反対である、ということは先に言っておく必要がある。そうじゃなければ、決まってからでは遅すぎる。


言語研究として重要であると言うことに加え、必要性は他のところにまで高まっている時代だと思う。

●外国人の労働者が増えているし、高度技術者も増やしていこうという時代に言語の基本的な研究所がなくてはこまる

 → 純粋に言語研究だけではなくて、言語政策に関する研究も行うべきだろう。


●言語習得に関しても重要、読解力、コミュニケーション力をどうやって学んでいくかということがわかる必要がある。そのための言語能力の研究

 → 母語としてと同時に第二言語としての言語習得についても研究するべき。

●言語の事実、変化、仕組みの研究は、言語摩擦の解決にとっても重要である。