アマゾンのユーズドブックにご用心

アマゾンで、ひつじ書房の新刊に古本屋さんがユーズドブックを付けている。もちろん、新刊がないものにユーズドブックを出品するというのはOKだ。

ところが、新刊にユーズドブックスを付けて、さらに新刊が手に入る書籍でも2倍近い値段を付けている。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/detail/offer-listing/-/4894762668/all/ref=sdp_srli_u/249-3199299-4019547

私の推測では、アマゾンをみたお客さんが間違ってユーズドブックを買うことを期待した商売なのである。

くれぐれも間違わないでほしい。

アマゾンへは書誌情報・在庫情報を毎週送っているが、たまに送り漏れると在庫無しになってしまう。その時、ユーズドブックがあるとクリックできてしまう。そして、新刊だからとおもって注意しないでクリックしてしまうと倍近い値段の本を注文したことになってしまうのだ。

どうも、比較的高額な学術書をねらってユーズドを出しているようなのだ。これは推測である。学術書を出すような小さな出版社は、アマゾンへの在庫情報の送付をうっかり忘れてしまうことがある。そうなると新刊は在庫切れになり、ユーズドのみになってしまう。

そして、うっかり注文すると倍の値段を買うことになってしまう。