2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

言語政策を地域市民が決める

思うこと。加藤哲夫さんは原発の問題について、エネルギー政策を市民が決めることができるようにすることを考えられていた。そのことと絡んで考えると言語政策を地域市民が決めることができるようにすることが大事なのではないかと思う。言語教育の地方分権…

加藤哲夫さんを偲ぶ会

仙台に加藤哲夫さんを偲ぶ会に参加してきました。8月28日日曜日。 加藤さんが、8月の頭に余命1月と医師に言われたとのことで、対談の本を2冊刊行したいとの連絡をいただきました。最初は、加藤さん自身が作られた出版社カタツムリ社を新しくして新カタツムリ…

学術振興会の相見積もりについて

学術振興会の相見積もりについて。 何かを購入する時に複数のところから見積もりを取ります。同じ製品なら、数点比べて一番安いところを選ぶということがあります。見積もり金額を比べて、安価な店に注文するということは、いたって普通のことだと思います。…

教育政策を市民の手へ

教育政策を市民の手へどういう教育の方針を決めるのか、その方向を決めるのは市民であるべきだ、といっても単なるスローガンにしかならない。教育の方針をボトムアップというか可視化された状態で参加しながら決めていくということがなければ、民主主義の国…

日本語をこれから作っていく

日本語をこれから作っていく、というスタンスを持っていたい。できあがった日本語があるのではなく、これからの日本を作るための日本語は、まだできていないという立場。言語として不完全という意味ではなくて、対話を可能にする日本語とはいいにくいのでは…

稚魚の会、スターシステム以外の可能性

正式には「稚魚の会・歌舞伎会合同公演 (青年歌舞伎公演)」という会。A班とB班とあるのですが、私はA班を見ました。国立小劇場で歌舞伎の会。研修生の発表会という主旨なので、私としてはこれまで見ていなかった演目を見ようと思って足を運びました。つま…

在庫がなくなることがなくなるということ

【改訂版】 電子書籍というか、もし、書籍が電子的にアーカイブ化されて、在庫が10​0パーセント問題なくなった時に何が起こるだろうか? 貨幣的な価​値あるいは交換価値がなくなるのではないだろうか。いつでも手に​入るものは、買って自分のところに置いて…

『現代日本語書き言葉均衡コーパス』完成に思う

国立国語研究所の『現代日本語書き言葉均衡コーパス』完成記念講演会に参加した。 書き言葉コーパスが完成したということは、ひとまず、現代的日本人のエクリチュール(書記活動)の世界が切り取られたということだと思います。恣意的ではなく、代表性を担保…

編集補助アルバイトの募集

編集補助のアルバイトの募集をしたいと思います。私のこういう人であってほしいと願っていることをまずいいますと原稿を見て、その原稿の方向性をおおむね理解して、その書籍にあったレイアウト、フォント、見出しの構造を理解することができて、割付ができ…